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不正出血が続き、精密検査を受けて子宮頸がん発覚。【体験ブログ】
大学病院で精密検査を受けてくださいと言われてから完治まで。
今から5年前の話です。
二人目の子供が生まれてから、不正出血が続きもしかして閉経?と思って様子を見ていたのですが、市で行わていた子宮頸がん検診を受けたら要精密検査になりましたので大学病院で精密検査を受けてくださいと言われました。
私の母親が子宮頸がんを2回やっているので、自分ももしかしたらとは思っていましたが、突然のことで頭が真っ白になってしまい、その晩両親と旦那に即報告しました。
病院の予約がなかなか取れず、親の介護や仕事も抱えていたので結局検査を受けに行ったのが1か月後。
今思えば早くいっておけばよかったなと思っています。
検査の前にインターネットでいろいろ調べてみたところ、初期では無症状の方が多く、子宮がん検診で初めて発見されることが多いとのこと、そして子宮体がんも不正出血の症状が見られるが、特に閉経期以降の出血によって発見される場合が多いとのことでした。
精密検査の結果ですが、残念ながら初期のがん細胞が見られると言われてしまい、次の日から入院することになってしまったのですが、子供が小さく旦那は仕事が多忙なため、九州に住む旦那の両親が交代で子供の面倒を見てくれることになりました。
思わず病院のトイレで泣いてしまったことは今でも苦い思い出
手術、入院の手続きが必要と言われたのですが、私自身出産以外で入院などしたことがなく、もうどうしていいものかわからず若干パニックになってい、思わず病院のトイレで泣いてしまったことは今でも苦い思い出です。
それと私の趣味はスポーツでテニスとランニングは週に2~3回ほどでしたが、当然のごとく医者から運動を控えるように指示があり、その翌月に楽しみにしていた大阪マラソンも出れなくなり、一緒に参加する予定だったランナー仲間にお詫びの電話と病気の件を報告をしてきました。
精密検査後の不正出血はどんどんひどくなり、最初はおりものシートに軽く色がつく程度だったのが、普通の生理用のナプキンにべっとりつくようになってしまい、かなり深刻化していた様子。
私の場合円錐切除術という方法で手術を行うことになり、退院は早くて一週間後、遅くて10日くらいはかかるとのことでした。
子宮頸がん検診は細胞を採取して検査すると言いますが、円錐切除術は子宮を一部切り取って細胞を調べる方法のようです。
円錐切除術は子宮全部を摘出するわけではなかったので、万が一のことも考えて少しほっとしていました。
手術の結果、10日後に無事退院し仕事はしばらく休んで旦那の両親とのんびり過ごしました。
お正月以外は今まで旦那の両親とこんなにゆっくり過ごしたことがなかったので、ある意味かけがえのない時間を過ごすこともできました。
あの時は子供の食事の世話、保育園への送り迎え、買い出し、掃除、洗濯、家事全般など、なにからなにまでお世話になっていたので、今ではとても本当に感謝しています。
今はすっかり完治して年に2回検診を受けています。
子供に遺伝しないかどうか心配ですが、私のように早期発見をしてできるだけつらい思いはさせないように教育していきたいと思います。”