胃癌 検査 方法

「肝臓がん」全体の中でも、外科手術が可能であるケースは約1~2割程度

肝臓は成人で約800~1,200gもある体内最大の臓器で、腹部の右上にあります。
肝臓には体内でつくられたり、体外から摂取された有害物質の解毒・排出をしたり、栄養分等を取り込んで体に必要な成分に変えたりする働きがあります。

そんな肝臓に発生した悪性腫瘍を「肝臓がん」と呼び、別の臓器から転移した「転移性肝がん」と、最初から肝臓で発生した「原発性肝がん」に大別されます。

「原発性肝がん」には、肝臓の細胞ががん化する「肝細胞がん」と胆汁を十二指腸に流す胆管ががん化する「胆管細胞がん」等の種類がありますが、日本では発生する「原発性肝がん」のうち、「肝細胞がん」が約90%と大部分を占めています。

まずは検査で「肝障害度」を総合的にA~Cの範囲で判断

全てのがんにおいてもっとも完治が期待できる治療は、外科手術でがんの腫瘍を切除することですが、肝臓は生命の維持に関わる重要な臓器なので、手術が可能かどうかは慎重に診断し、判断する必要があります。

特に「肝臓がん」は肝硬変や慢性肝炎を患ってから発症することが少なくないため、発症した時点で既に肝機能が失われているということが多いことから、患者の黄疸の程度や腹水の有無等を確認した上で、「肝障害度」を総合的にA~Cの範囲で判断し、Cのケースでは基本的に外科手術を行えないとされています

従って、「肝臓がん」全体の中でも、外科手術が可能であるケースは約1~2割程度にとどまっています。

「肝臓がん」の手術は「肝切除術」が基本

「肝臓がん」の手術は「肝切除術」と呼ばれており、「肝臓がん」とその周囲の肝臓の組織を取り除く手術です。
「肝切除術」を行えるかどうかは上記の通り、「肝障害度」によって判断し、具体的にはがんの大きさや位置、広がり、数、肝機能の条件等をみて判断するようになります。

一般的には、がんの腫瘍が3個以下で肝臓にとどまっている場合に「肝切除術」が適用されますが、腫瘍の大きさには特に制限は無く、10cmを超えるような巨大な腫瘍であっても、「肝切除術」の適応となるケースもあります。

また、肝臓で代謝される色素を静脈内に注射し、その色素の排出による血中濃度の変化をみる検査であるICGR15分値を基に、肝臓全体の何%まで切除してもよいかという肝切除許容量を判定し、それによっても手術可能かどうかの判断を行います。

腹腔鏡手術になる場合も

肝臓は合計8つの区域に分けられますが、見た目でその区分はわからないため、CT、超音波等の画像でこれらの区域を判断し、上記の「肝障害度」等に応じて、切除範囲が決定されます。
「肝切除術」の多くは開腹手術ですが、適応可能な一部の手術において腹腔鏡手術も可能となっています。

入院期間や治療費、入院費用は??

手術後の入院期間は約1~2週間くらいで退院可能となっているケースが多いようです。
開腹手術では、どうしても手術痕の傷が大きくなってしまうため、退院後もしばらく痛み止めの内服薬を服用することがあるようですが、それも約1ヵ月ほどで軽減するので、社会復帰も十分に可能です。

「肝切除術」の手術費用は、約100万円前後というのが一般的なようです。
さらに入院費用も合わせると、約120万円ほどの費用がかかりますが、健康保険に加入していれば高額療養費制度が利用できるため、月9万円ほどの費用ですみます。

この高額療養費制度は、医療費が高額になった場合に、所得に応じて、上限額を超えた分の医療費が免除されるというシステムです。
所得が一般的な額である方なら、医療費が月に10万円を超えることはまずないと思われますので、必ず事前に申請し、制度を活用するようにしましょう。




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