乳癌

約半世紀で死亡者が約5倍に増加した乳癌(乳がん)

「乳癌」とは、乳房組織に発生する癌腫で、乳房の中の小葉組織(母乳を作成する)や乳管組織(母乳を乳首まで運ぶ)に発生する悪性腫瘍のことです。
「乳癌」はこの乳管組織から発生した癌が、全体の約90%を占め、「乳管癌」と呼ばれています。

それに対し、小葉から発生した癌は「小葉癌」と呼ばれ、「乳癌」全体の約5~10%を占めています。

「乳癌」は乳房の部位で見ると、外側上部に発生するケースが一番多く、次に多いのが内側下部、その次が外側下部で、乳輪下部、内側下部という順番となっています。

また、左右の乳房の比較では、左の乳房の方が癌が発生しやすい傾向にあります。
また、乳房組織の中には乳腺と脂肪組織がありますが、「乳癌」は乳腺組織から発生し、脂肪組織からは発生しません。

現在、日本では、年間約4万人が「乳癌」にかかっており、増加傾向が続いています。

「乳癌」による死亡者は1960年頃では年間2000人程度でしたが、現在では約1万人以上の死亡者が出てしまっており、この約半世紀で死亡者が約5倍に増加してしまいました。

「乳癌」による死亡者を年齢別でみると、閉経後の50歳以上の女性が増加しており、これは、日本より「乳癌」による死亡者が多い欧米でも同じ傾向となっています。

「乳癌」は細胞の遺伝子異常の積み重ねによって発生することが、他の癌と同様に分かっていますが、「乳癌」は遺伝的家系的なリスクが強い家系が存在するといわれています。
その例の一つとして、人種における「乳癌」リスクの高いグループが存在し、ヨーロッパ系とアフリカ系はアジア系よりリスクが高いとされています。

「乳癌」の症状として一番多いのは「しこり」

この「しこり」が発見されて「乳癌」と判断するケースが大部分を占めます。
「乳癌」の乳房の「しこり」は0.5~1cmぐらいの大きさになれば、自分で触診して確認できるようになります。

ただ、この「しこり」の全てが「乳癌」に起因するものではなく、痛みがある「しこり」の場合、そのほとんどが「乳腺症」であることが多いです。
さらに、わきの下に発生する「しこり」もリンパ節の腫れであるケースが多いため、ほとんど「良性」のものとなります。

しかし、異常が確認できなくても「乳癌」がリンパ節に転移してしまっている「潜在性乳癌」が発生してしまっているケースや、進行してしまった「乳癌」であれば「しこり」に痛みを伴うというケースもありますので、注意が必要です。
「乳癌」が乳房の皮膚近辺まで達してしまうと、その表面の皮膚がオレンジの皮のように赤くなり、痛みや熱感を伴います。

このケースを「炎症性乳癌」と呼び、この際は乳房に「しこり」はなく、えくぼのようなくぼみができます。

「乳癌」は乳房の近傍にあるリンパ節に転移しやすく、転移した場合にはリンパ液の流れがせき止められ、腕がむくんだり、リンパ節が大きくなることで神経を圧迫して腕のしびれが発生することがあります。

さらに癌が進行すると、リンパや血液の流れに乗って癌が遠隔転移してしまいます。
腰、背中、肩の痛みなどが持続する場合は骨転移が疑われ、もし肺に転移した場合は呼吸困難や咳が出る等の症状が出る場合があります。



他の癌と比較して、平均よりも上回っている生存率

「乳癌」の5年生存率はステージ0で100%、ステージⅠで95.7%、ステージⅡで90.9%、ステージⅢで69.7%、ステージⅣで32.2%であり、他の全ての種類の癌と比較して、平均よりも上回っている生存率であることから、比較的治療しやすい癌であるといえます。

また、「乳癌」が発生した乳腺の中にとどまった状態(非浸潤癌)であった場合のステージ0では生存率が100%であることから、早期に発見できれば完治が可能な癌です。

「乳癌」は癌の中で唯一、自分で発見することが可能な癌

「乳癌」発見の約70%は自己検診によるものだといわれています。
月に一回の自己触診によるチェックだけでも、癌の早期発見につながりますし、自己触診であればリスクも費用もかかることはありません。

ただ、「乳癌」には「非触知乳癌」という、「しこり」として触って確認できるほど大きくなっていない状態の癌があり、この状態の癌は「乳癌」全体の約5%を占めています

したがって、前述の自己触診に加え、検診機関によるマンモグラフィ検査等の画像診断を、2年に一度は必ず受けるようにしましょう。

乳癌の症状を軽減、副作用を少しでも軽減するために

乳癌の治療の場合、抗がん剤治療や外科手術を中心に受ける方が多いと思います。
また、手術後の再発防止や、症状を抑えるために抗がん剤の投与をされる方も多いのではないでしょうか。

特に抗がん剤の副作用には骨髄抑制をはじめ、吐き気やだるさ、免疫力の低下等、多種多様な副作用がありますが、その抗がん剤の副作用を少しでも軽減するためにおススメなのがシンゲンメディカル株式会社が発売している「全分子フコイダンエキス」です。

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