アグネス・チャンさんの場合。52歳の時に乳癌【癌の芸能人・有名人】



アグネス・チャン 乳がん

アグネス・チャンさんは2007年、52歳の時に乳癌が見つかります。

アグネス・チャンさんは、1955年8月20日生まれで香港出身の、歌手・エッセイストです。
1972年に「ひなげしの花」で歌手デビューは果たしてから、片言の日本語が可愛いと評判になり、一躍お茶の間の人気者となりました。

そんなアグネス・チャンさんは2007年、52歳の時に乳癌が見つかります。

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アグネス・チャンさんは、香港のテレビ番組「Agnes Chan Show」のゲストとして知り合った、平尾昌晃さんによって日本に紹介されました。
1972年11月25日、現在のワーナーミュージック・ジャパンであるワーナーパイオニアより「ひなげしの花」でデビューしました。

当初のアグネス・チャンさんの衣裳はロングスカートでしたが、その翌年にミニスカートに変えてから、人気が急上昇したとのことです。

1973年には、7月に発売された「草原の輝き」が大ヒットとなります。

そして、同年12月に第15回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。1973年10月に発売された「小さな恋の物語」は、アグネス・チャンさん最大のヒット曲となり、初のオリコンチャート1位を獲得しています。

1973年の大晦日には、「第24回NHK紅白歌合戦」に「ひなげしの花」で初出場し、その後も1974年の第25回、1975年の第26回と、「NHK紅白歌合戦」へは3年連続の出場を果たしています。

アグネス・チャンさんは、1974年、上智大学国際学部に入学します。
その後、父の勧めもあって、1976年に芸能活動を休んでカナダのトロント大学へ編入学し、社会児童心理学を専攻します。

1978年に、トロント大学を卒業すると、同年8月に日本に戻り、吉田拓郎作曲の歌「アゲイン」で芸能活動を再開しました。
その復帰コンサートツアーのひとつとして、日本武道館でのコンサートを中国人歌手としては初めて行ないました。

また、レコード会社は次に発売された「やさしさ知らず」からSMSに移籍しています。

トマス・アンド・アグネス社長である金子力さんと結婚。

1986年、アグネス・チャンさんは、当時は元マネージャーで、現在は現所属事務所のトマス・アンド・アグネス社長である金子力さんと結婚。
その後、カナダで長男を出産しました。1989年には、米国のスタンフォード大学教育学部博士課程に留学。

その現地で次男を出産します。1994年、東京大学とスタンフォード大学の卒業生の10年後の姿を調査し、日米両国の男女間格差の実態をまとめ、教育学博士号(Ph.D.)を取得。同年に目白大学の助教授に就任し、国際コミュニケーション学を担当しました。1996年には、三男を香港で出産。その後も共栄大学客員教授、エッセイストとして講演を日本全国で続けていきます。

1998年には、初代日本ユニセフ協会大使に就任し、タイの児童買春の現状を視察したり、1999年には、スーダンを視察。2000年には東西ティモール、2001年には、フィリピンを視察し、児童労働問題等を広くマスコミに訴えました。

アグネス・チャンさんは、2000年には日本クラウンに移籍し、ロングヘアをやめてイメージチェンジしました。

また、「この身がちぎれるほどに」を歌うなど、ムード歌謡の分野での歌手活動にも力を入れるようになっていきます。

2002年、アグネス・チャンさんは作家活動も開始し、小説「パーフェクト・カップル」、「銃弾の指輪」を出版。

翌年には月刊「すばる」に短編小説の連載も開始しています。
2005年にリリースした、初のセルフカバー曲である「草原の輝き2005」は日本のアサヒ飲料十六茶のコマーシャルに使われました。

同年9月に発売された「しあわせの花」は、手話を取り入れた振り付けで歌っっており、同年10月には広島大学の主宰する「ペスタロッチー教育賞」の14回目を受賞しています。

初期の乳癌が発見され、摘出手術を受けています。

そして、アグネス・チャンさんは、2007年10月31日に北京の人民大会堂において、同会場では初となる、ポップス系の楽曲によるチャリティーコンサートを行っていますが、この前に初期の乳癌が発見され、摘出手術を受けています。アグネス・チャンさんが乳癌を発見したのは家のソファで寝っころがってテレビを観ているときだったそうです。

その時、右胸の奥のほうに、何か小っちゃいシコリがあるのを感じ、それはニキビができたときのような感覚に似ていたと後に語っています。

普段であれば気にすることはなかったぐらいのシコリだったそうですが、アグネス・チャンさんは、偶然にもその1週間前に「リレー・フォー・ライフ」という、がん患者によるリレーイベントに参加していたので、自身も癌かもしれないと不安になり、マンモグラフィーと超音波による検査を大学病院で受けました。

検査では、細胞組織を取り出して行う精密検査の結果、粘膜の中に癌細胞が浮いているという粘膜癌であることが判明しましたが、幸い早期発見であったため、体内に宿った癌細胞は大きく成長していない状態でした。

乳癌は、早期発見・早期治療が行えれば、高い確率で完治することが可能な癌ですが、発見や治療が遅れてしまうと一気に手遅れになる病気でもあります。

アグネス・チャンさんは、癌細胞が見つかった翌週に手術を受け、手術後には定期的に放射線治療を行い、現在ではすっかり健康を取り戻しています。

「私の命が救われたのは、まさに早期発見・早期治療を行ったからだと、しみじみ感じました」と、アグネス・チャンさんは後に語っています。

他の癌でもそうだと思いますが、やはり乳癌は早期発見・早期治療が重要だと改めて感じました。

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