ペットのメスの猫が乳がん(乳腺腫瘍)に。【ペットの癌体験記】



シャム猫 乳がん

ペットのシャム猫が乳がんに。

20代後半独身女性、実家住まいで両親と3人で暮らしています。
ペットのメスの猫が乳がん(乳腺腫瘍)になったのはその子が4歳の時の事でした。

父の知人が飼っていたシャム猫ですが、海外に長期出張しないといけなくなった、子供も生まれるしどうしようかと困っていたそうです。

そこで結婚前に猫を実家で飼っていた父が猫好きの母と子(私)もいる事だしと引き取りました。

その猫は避妊手術を済ませたと聞いていたようなのですが、実はそれは知人の方の嘘で、本当は手術していなかったのです。

それが発覚したのが猫を譲り受けてからすぐの事、動物病院で一応何か病気にかかっていないか血液検査をしてもらった時の事です。

実は父は知人の事をあまり信用しておらず、「もしかしたら何か隠していて猫を譲りに出しているのではないか」と疑っていたようでした。

そこで父の勧めで血液検査をしたのですが、そこでびっくりする事があったのです。

猫を検査した獣医師から「手術したの?本当に?でも傷跡もないしホルモン値もおかしいし、触診してもおかしい。多分手術はしていないよ」と言われたのでした。

父がすぐ猫を譲ってくれた知人に連絡しましたが「してないと言ったら引き取ってもらえないとおもったから」と嘘をついていた事が解りました。

発情期や病気へのリスクの事も考えてすぐに避妊手術をする事になったのですが、そこでまた問題が発生しました。

何とその猫は乳がん(乳腺腫瘍)を発症していたのです。

引き取った頃からお腹や胸元は絶対に触らせない猫だったので、「猫ってお腹とか触られるの嫌がるしこの猫もそうなんだろう」と思っていたのです。

でも猫の取り扱いに慣れている獣医師が優しく触ってもまるで痛がるように身を捩るのでした。

しかも痛がる素振りを見せるあたりにしこりがあるという事から、腫瘍を摘出してそれを病理組織検査に出す事になったのです。

すぐに腫瘍を取ってもらい、それを検査に送ってもらいました。

腫瘍は悪性と良性の場合がありますが、メスの猫は乳腺腫瘍になると悪性の可能性が高いので猫に体力があるなら腫瘍はなるべく取った方がいいと言われました。

ガンになると食欲が落ちてしまうそうですが、引き取った猫はそんな様子はありませんでしたし、見た所体のあちこちに脂肪がついていました。

家に来てからも猫じゃらしで遊んでいましたから、まさかと思っていたのです。

手術したのは左第3乳腺辺り、摘出したのは直径2cm以下の小さな物です。

検査まで「ガンが悪性だったらどうしよう、でも2cm以下で数も1つだけなら大丈夫なのかな」と家族皆でネットで情報を調べました。

調べれば調べる程不安になってしまうし、引き取った猫は手術後は病院で3泊するのであまり様子が解らない事もあり心配でしょうがなかったです。

手術後3日経って引き取りに行くと、そんなに憔悴した様子もないですし、獣医師も「ちゃんとご飯とお水飲んでて元気」と言っていて安心しました。

その後結果が出たのですが、悪性ではあったものの転移などはなく、腫瘍は全て取り除いたのでもう大丈夫だとの事でした。

その後についてですが、手術の傷が癒えるまでエリザベスカラーをつけていたものの、食欲も運動量も変化はありませんでした。

獣医師には再発防止に抗がん剤の投与もあると言われましたが、それは体力的にもキツイものだと聞いたのでしなかったです。

2年経った今でも再発はありません。

オーガニックフードのカナガンに変えたくらいで特に薬などは投与していませんが、あの時悪性腫瘍を早期発見して摘出したからか、2年経った今でも再発はありません。

避妊手術もしっかり行いましたし、手術の傷が癒えた後はお腹や胸元を触診しても痛がる様子もないのです。
食欲も体力面も心配な事はなく、あの時すぐ摘出しておいて本当に良かったと思います。

メスの猫は年齢を重ねても避妊手術をしていない場合、ホルモン原因により乳腺腫瘍にかかりやすいのだと獣医師から言われました。

お腹にしこりを見つけたらすぐ獣医で触診や摘出手術をしてください、そして早期に検査をする事でその後の対応策も練る事ができるでしょう。




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