チェック 検査 セルフ

1回ぐらい精密検査でも受けておこうか・・・アレ?

それまでは健康診断すら受けたことのなかった私でしたが、40才を目前に控えた頃、いい節目でもあるし前厄ということもあって1回ぐらい精密検査でも受けておこうかと、国民健康保険加入者に定期的に郵送されてくるパンフレットに載っていた1日人間ドックというものに申し込みました。

日常的に誰もが経験するような胃痛、腹痛、頭痛などの経験はたまにはありましたが、明らかに何かおかしいと感じさせるような重篤な病の予兆となる自覚症状など全くありませんでした。

なので、自分の健康状態に疑問を持つようなこともありませんでしたから初めての人間ドックに関しても特に不安に思うこともありませんでした。

人間ドックの当日の流れ。

いざ当日、採血やら肺活量やら視力検査等々のありきたりな検査をこなして腹部の超音波エコーの検査に入った時でした。

担当の看護師さんがやたらと腹部の右側ばかりを重点的に検査するので、流石に違和感を覚え咄嗟に「自分の腹の右側に何かある・・・」と確信しました。

その時に看護師さんは私の右の腹部にある何かを明言はせず、どちらかというと煙に包んだ言い回しでしたので、そのことが尚更私の不安を大きくしました。

とりあえずその検査が終わって次の胃のバリウム検査の順番待ちをしていた時に別の看護師さんに声を掛けられ胃の検査をする前に別室に向かうよう指示を受けました。

部屋に入るとベテラン風の医師が座っていて、目の前には先ほどのエコーの画像が数枚貼り付けられていました。

素人の私が見ても明らかに何か影があり、腹部のどこかしらに異物が存在していることをすぐに確認できましたが、心の準備をする暇もなく

医師が私に「腎臓に腫瘍がある。」と告げました。

さらに「腎臓の腫瘍は90%以上の確率で悪性である。」と。

悪性、つまり癌である。
その瞬間私の腰の辺りから脳天にかけてマグマが噴出したような衝撃を覚え、医師の目の前で力なく倒れ込んでしまいました。

5分ほど横になった後我に返って、自他共に認めるズ太い神経の持ち主である私ですら、「癌」という言葉に対してこんなにも精神状態が左右されるものなのかと驚きを隠せませんでした。

腎細胞癌であることが判明

そのあとすぐに精密なCT検査を受けた結果、腎細胞癌であることが判明し、その後は流れ作業のように医師から大病院への紹介状を受け取りCT画像を持参して後日受診、再検査の後入院そして手術というプロセスを踏みました。

幸いにもまだ初期状態であったこと、転移等がないことを再検査後に聞かされてホッとはしましたが、それでも腎臓を片方摘出しなければいけないということに関しては相当な精神的ショックを受けざるを得ませんでした。

まだまだこの先の精神状態や手術、そして術後の耐え難い痛みなど、書きたいことは山ほどありますが、制限時間が限られているようなのでこの辺で失礼します。




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