セサミン 癌

「セサミン」が大腸がんや肝臓がんに効果的であることは、既に確認されています。

ゴマは、古くから食用や灯り用の油、身体へ塗る為の油等に加工され利用されてきた、私たちの生活に欠かせない植物で、その起源はインドやインドネシアのジャワ島が原産という説と、アフリカのサバンナ地帯が原産という説があります。
古代から世界中で愛されてきたゴマには、食物繊維が豊富に含まれているため、便秘の解消に効果的とされています。

また、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群やナイアシン等も豊富に含まれていることから、美肌効果が抜群であり、肌をしっとりと美しく保つことができます。

さらに、脳内で精神を安定させる働きを持つ、セロトニンを作りだして増やす働きを持つ、トリプトファンやビタミンB6といった栄養素もゴマに含まれているため、ゴマにはストレス緩和の効果も期待できます。

ゴマが持つ健康作用は、ゴマに含まれる「ゴマグリナン」類という成分に秘密

「セサミン」もこの「ゴマグリナン」類を構成している成分の1つとなっています。
「ゴマグリナン」類には、セサモールやセサミノールといった成分も含まれていますが、1番含有量が多いのは「セサミン」です。

ただ、含有量が多いとはいえ、ゴマ100g中に「セサミン」は約500mg程度しか含まれていないので、希少な成分でもあります。
「ゴマグリナン」類は、植物性エストロゲンの1種で、食物繊維の仲間であり、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような作用を持っています。

女性ホルモンと同じ作用を持つということから、月経前症候群(PMS)や生理不順、更年期障害等にも効果があるといわれています。

細胞に発生するがん等の病気を防ぐ効果があるセサミン

この「セサミン」に代表される「ゴマグリナン」類には、活性酸素を抑制して、細胞の酸化を防ぐ働きがあり、細胞の酸化を防ぐということは、細胞に発生するがん等の病気を防ぐ効果があるということになります。

がん細胞は、人間の体内で増殖する際に、増殖を促す物質を周囲に分泌しながら、周りの細胞を破壊して増えていくのですが、この増殖を抑制する働きを「ゴマグリナン」類が持っているそうです。

また、がん細胞が栄養を取り込むために、付近の血管へ毛細血管をのばしていくことを、未然に防ぐ作用もあるとのことです。

このように、「セサミン」には、白血球のような、がん細胞を直接攻撃するような力はないものの、がん細胞の急激な増殖を食い止める力は持っているといえます。

実際、「セサミン」が大腸がんや肝臓がんに効果的であることは、既に確認されているそうです。

「セサミン」の気になる副作用は??

このように、がん抑制効果も期待できる「セサミン」の気になる副作用ですが、いままでに報告された例はないようですが、アレルギーのある方は注意が必要です。

2014年現在において、「セサミン」の摂取におけるアレルギー反応発生の報告は一例もないそうですが、「セサミン」に対してアレルギー反応を起こしてしまう可能性も完全には否定できません。

アレルギーを持っている方で、初めて「セサミン」を摂取する場合は、念のため医師に相談して、アレルギー反応を起こす可能性がないか確認してから摂取するようにしましょう。

実は、「セサミン」の含有量はゴマそのものよりも、ゴマ油のほうが多いとされています。

ただ、だからと言ってゴマ油を大量に使用した料理を食べると、コレステロールやカロリー過多が問題となるのでおすすめできません。

また、ゴマをそのまま大量に食べた場合、ゴマの皮部分が固く、消化されにくいため、消化器系が弱い人は下痢等を起こす可能性があります。

したがって、「セサミン」の摂取にはサプリメントでの摂取がおすすめです。
サプリメントであれば、大きな副作用の心配もなく、安心して「セサミン」を摂取することができると思います。




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