乳がんステージ1。私の治療費用詳細は・・・【体験ブログ】
私は乳がんを1度経験いたしました。
その時に実際にかかった費用についてお話していきたいと思います。
現在も治療は続いておりますが、手術など大きな費用がどれくらい掛かったのか詳しく説明していきます。
乳がんステージ1、放射線治療あり、抗がん剤治療なしでの費用を紹介いたします。
●乳がんの検査費用について:【約20,000円】
まずは乳がん検診や検査でどれくらいの費用が掛かるのか説明していきます。
がん検診の場合は、市町村や保険組合などで無料や数千円で実施している場合が多いのでそちらを利用しましょう。
実費で検査した場合は「マンモグラフィー」「エコー検査」それぞれで5,000円前後掛かります。
それでも人間ドックなどに比べたら出せない金額ではありません。
実際に私は自分でしこりを発見して検査に行ったので、初日にエコー検査と針生検検査を行い約9,000円支払いました。
その後検査結果を聞きに行った日に約11,000円支払いました。ということで、がんかどうかを調べるのにかかった費用は約20,000円掛かったということです。
ただし、がんの疑いがなければ、エコー検査のみで2,000円ほどでした。
●乳がんの手術前の検査にかかった費用:【約60,000円】
がんになるといろいろな検査が必要になります。
小さい検査では血液検査から始まり、大きい検査ではMRIなどがあります。
手術をする前に手術に耐えられる状態かを調べたり、ほかの病気が無いか調べたりしなければなりません。
ほかにも歯科医院にも行かされ、お口の病気や虫歯などのチェックも行いました。
私の場合はとくに異常がありませんでしたので、治療などはいりませんでした。
手術前の検査が終わって掛かった費用をすべて計算すると、約60,000円でした。
これはけっこう痛い金額でした。
まだ手術もしていないのに、すでに80,000円の出費です。
●手術・入院で掛かった費用:【約86,000円】
入院に関しては、入院前に保険組合の方で「限度額認定証」の手続きをして病院へ提出しました。
これをすると支払いの上限が約80,000円に抑えられます。
ただし食事代や差額ベット代、外来治療などは別ですので実際はもう少し多く掛かります。
実際に乳がんの手術で4日入院して、支払った金額は約86,000円でした。
「限度額認定証」を出していなければ60万円だったので、高額医療費制度に感謝しなければなりません。
本当にありがたい制度です。
●退院後にかかった費用:【約130,000円】
退院後は放射線治療がありました。放射線治療は全部で25日間行います。
初日は検査や放射線を当てる場所のマーキングなどを行いますが支払いは20,000円でした。
その後放射線1回に付き7,000円でしたので7,000×25日で175,000円支払いました。
「限度額認定証」で少し戻りましたが、支払った金額は約130,000円と入院以上に費用が掛かってしまいました。
「限度額認定証」を使うと上限が8万円と思ってしまうのですが、月がまたぐとそれぞれの月で8万円まで支払いが発生します。
私の場合は2か月に渡って治療したので、それほど限度額認定証の効果はありませんでした。
●その他にかかった費用:【約20,000円】
費用は病院の治療代だけではありません。病院までの交通費や駐車場代、入院中に旦那や子どもが外食した食事代もばかになりません。これはちょっと計算していませんが20,000円位でしょうか。
ここまでの費用をすべて足してみますと、【合計約316,000円】でした。
高額医療費制度を利用してもこれだけの費用が掛かります。
私の場合は医療保険とがん保険に入っていたので、保険で費用を支払うことが出来ました。
もしがん保険に入っていない方がいましたら、入っておくことをおすすめします。
実際にがんになってお金は大事だと実感いたしました。
もしよければ参考にしてください。