ガンの予防・対策におすすめの飲料・お茶一覧

癌を予防できる飲料は?健康維持の為にお勧めできる飲み物一覧【まとめ】
人間の90%は水分から出来ているのは有名な話。
そのため、人間は1日に2リットルもの水分を必要とするとされています。
身体の健康を考えた時、いかに毎日摂取する水分の質が重要かわかりますよね。
毎日炭酸飲料やジュースばっかり飲んでいては体内の水分の質が悪くなってしまうのは当然のことです。
このサイトで紹介している各種ガンの予防の為にも、健康維持の為にも、質の優れた水分、飲料を摂取していくことが非常に重要といえるでしょう。
とはいえ、世の中にはありとあらゆる飲料、お茶が存在しています。
ここではそんなありとあらゆる飲料、お茶の中から、おすすめを選りすぐって紹介していきます。
いつも飲んでいるお茶や飲料を変えて、気軽にガンの予防・対策を始めてみてはいかがでしょうか。
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【緑茶】静岡はお茶の産地で有名ですが、ガン死亡率が低い地域
この緑茶やエピガロカテキンガレートには、抗プロモーター作用と呼ばれる、ガンの進行を遅らせる効果があるということも明らかとなっています。
最近の研究では、トランスジェニックマウスと呼ばれる、遺伝子を改変してガンを自然に発症するマウスを使った実験においても、緑茶や茶ポリフェノールがガンの進行を抑制したという結果が報告されました。
その一つの例として、マウス前立腺ガンを自然発病するトランスジェニックマウスを用いて、緑茶から抽出したポリフェノール成分が、ガンを予防するかという実験が行われました。
その結果では、人間において1日にコップ6杯程度のお茶に相当する茶ポリフェノールを、トランスジェニックマウスに経口投与したところ、前立腺ガンの発症が抑えられ、生存期間も延長したという結果が報告されています。
【コーヒー】ほぼ毎日飲む人は肝臓がんの発生リスクが約半分に減少する
高血圧や肥満の方は、肝臓を弱らせて肝臓がんになってしまうことがあります。このように肝臓を弱らせる負担の大きな食べ物の中でも、特に負担をかけるとされている肉類の負担をコーヒーが減らせることができます。
これは、コーヒーに含まれるリパーゼという成分の働きによるものであり、リパーゼは脂肪を分解する作用を持っています。この効果によって、コーヒーはガン予防に効果があるとされているのです。
実際、肝臓がんのがん予防効果については、複数のコホート研究によって2000年代から「効果あり」というエビデンスが集まってきています。
【ワイン】ガン細胞を抑制するポリフェノールが豊富に含まれています。
ワインには、ガン細胞を抑制し、抗酸化成分が豊富であるポリフェノールが多様に含まれています。
また、ワインを適度に飲んで食事を楽しくすることは、ストレス解消にもつながるため、このこともガン予防に効果があるとされている要因です。
この、ワインに含まれているポリフェノールの一種に、プロアントシアニジンがあります。
このプロアントシアニジンは乳ガンの予防に効果があり、エストロゲン依存型の乳ガン治療にも用いられている成分です。
【ヤクルト】乳ガンの発症リスクを低下させる効果
ヤクルトは国民的に有名な乳酸菌飲料であり、特定健康用食品としても認められています。
そのため、ヤクルトは古くから体にいいとされていて、小さな子供からお年寄りまで誰でも知っている飲み物です。
そして、このヤクルトにはガン予防の効果もあるとのことなのです。ヤクルトにはL.カゼイ・シロタ株という乳酸菌が含まれていますが、この乳酸菌シロタ株を習慣的に摂取した場合、乳ガンの発症リスクを低下させる効果があるそうなのです。
【プーアル茶】発ガン性物質の生成を抑制する効果
プーアル茶には発ガン性物質の生成を抑制することによる、ガン予防の効果が期待できるといわれています。
また、プーアル茶には、アポトーシスという、細胞が自然に消滅する現象を誘導する作用があるということが確認されています。
【菊芋茶】発ガン性物質の生成を抑制する効果
菊芋茶はイヌリンという良質な食物繊維を、世界中の植物で最も多く含んでいます。
このイヌリンは腸内に存在する発ガン物質を減少させ、大腸ガンの発症を予防できると考えられています。
【しいたけ茶】抗ガン成分として有名なレンチナンを含む。
しいたけには、抗ガン成分として有名なレンチナンが含まれています。
レンチナンは多糖類であり、レンチナン自体には抗腫瘍効果は無いのですが、生体を防御する働きを活発化させる働きをもっています。
特に、キラーT細胞、活性化マクロファージ、抗体依存性マクロファージ仲介性細胞障害作用、ナチュラルキラー細胞といったものを増強させることが確認されています。
【よもぎ茶】強い抗酸化作用を持つよもぎ。
よもぎにはクロロフィルとフラボノイドという成分が含まれているのですが、この成分には抗酸化作用があるといわれています。
抗酸化作用があると、体内の活性酸素を除去する効果があるということになります。
活性酸素は人体に悪影響を及ぼし、ガンの原因になるといわれていますので、この抗酸化作用を持つよもぎにはガン予防の効果が期待できるということになるのです。
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【メシマコブ茶】海外ではガン治療を助ける医薬品としての利用も進む
メシマコブには、ガンを予防する効果があるとされており、実際に海外ではガン治療を助ける医薬品としての利用も進んでいます。
メシマコブには抗がん作用があるのですが、まず、マウスや数多くのキノコなどによる抗がん作用に対する実験を通して、延命効果があることが確認されています。
【ルイボスティー】高い抗酸化作用をもつルイボスティー
ルイボスティーには、ケルセチンという成分が含まれており、この成分がコレステロールを低下させるといわれています。
このケルセチンとは、フラボノイドの一種で抗酸化作用があることから、活性酸素を除去する働きを持っています。
活性酸素は体を錆びつかせるものであり、細胞を老化させてしまうものであることから、ガンや糖尿病の発症率を上げるものとされています。
【アガリクス茶】高い抗酸化作用をもつルイボスティー
アガリスクには、β-グルカン、ペクチドグルカン、プロテオグリカン、核酸などの成分が含まれていますが、この中でβ-グルカンという成分が注目されています。
このβ-グルカンは多糖類であり、免疫活性効果や免疫を正常にする作用があり、これにより抗糖尿病効果やアレルギーの改善、肝機能向上や動脈硬化の予防といった効果が現れるといわれています。
【ウコン茶】アメリカ国立がん研究所ががん予防に効果があると公表したウコン
ウコンは1990年、アメリカ国立がん研究所が発表した「がん予防の可能性がある食品成分」によって、がん予防に効果があると注目されました。この「がん予防の可能性のある食品成分」では、がん予防に有効とする40種類の野菜、果物、香辛料が発表されました。そして、この取り上げられた食品の中に、ウコンが含まれていたのです。
この中でウコンは、ガン予防の重要度で分類された3つのランクの2番目に重要なものとしてランク付けされました。
【びわ茶】世界20ヶ国以上の国々において、ガンの治療薬として使用されている
びわ茶にはガン予防に効果があるといわれていることから、ガンを予防しようとしている方に人気のあるお茶となっており、びわ茶を飲用する方も増加しているそうです。
元来、びわ茶のようなお茶とガン予防の働きは結び付けにくいイメージがあります。
しかし、びわ茶にはアミグダリンという成分が含まれており、このアミグダリンにガン予防の効果があるといわれているのです。
アミグダリンは別名といしてビタミンB17とも呼ばれており、ガン予防に有効とされていることから、現在、世界20ヶ国以上の国々において、ガンの治療薬として使用されているとのことです。
飲む温度もとっても大事。
以上がおすすめの飲料、お茶のいちらんでした。
そんなおすすめの飲料ですが、摂取時の温度が重要であり、間違っても舌がやけどするぐらいの高温で飲んだり、キンキンに冷えたお茶をがぶがぶ・・・なんて事の内容にしてくださいね。
おすすめは
- 常温よりちょっと温かいぐらいの温度。
- 煎れたてのお茶をすこしづつ冷ましながらゆっくり飲む。
というような感じで飲むと良いでしょう。
重要な事は毎日続けること。
そう、当たり前ですがこれらの飲料、お茶は数日飲んだだけでは効果は出ません。
少なくとも2か月~半年かけてゆっくりと効果が表れるものです。
毎日の朝食に1杯。
会社の休憩時に一杯。
寝る前に一杯。
等々、摂取するタイミングを決めて習慣化することで毎日続けていきましょう。