スティーブ・ジョブズ すい臓がん

スティーブ・ジョブズさんは、2011年10月5日にすい臓がんで死去しています。

スティーブ・ジョブズさんは、アップル社の共同設立者の一人であり、アメリカ合衆国の資産家、実業家で、教育者、作家でもあります。
また、スティーブ・ジョブズさんは、アメリカ国家技術賞を受賞しています。

そんなスティーブ・ジョブズさんは、2011年10月5日にすい臓がんで死去しています。

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スティーブ・ジョブズさんの経歴は?

スティーブ・ジョブズさんは1976年、スティーブ・ウォズニアックさんとともに初期のホームコンピュータである「Apple Ⅱ」を開発。

この「Apple Ⅱ」は大成功を収め、アップル社は2億ドルもの巨額の資金を1980年の株式公開時に得て、スティーブ・ジョブズさんはフォーブス誌の長者番付に25歳で載り、タイム誌の表紙を27歳で飾りました。

1984年にアップル社の「Macintosh」は、グラフィカルユーザインターフェースを搭載。

このグラフィカルユーザインターフェースは洗練されており、当時のあらゆるパソコンを凌駕するものであったことから、新たなるコンピュータ像を創造しました。

しかし、スティーブ・ジョブズさんはその立ち振る舞いが社内を混乱させたとして役職を解任させられてしまいます。
そして、閑職へ追いやられてしまったため、スティーブ・ジョブズさんは1985年にアップル社を退職します。

アップル社を退職したスティーブ・ジョブズさんは、ルーカスフィルムのコンピュータ・アニメーション部門を買収。
そして、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立します。

また、スティーブ・ジョブズさんはNeXT Computerを自ら創立し、これによりNeXTワークステーション (NeXTcube, NeXTstation) とオペレーティングシステム (OS) NEXTSTEPを開発します。

1996年、スティーブ・ジョブズさんは、NeXTを業績不振に陥っていたアップル社に売却すると同時に復帰します。

1997年にはアップル社のiCEOとなり、社内ではリストラを進めて同社の業績を回復させています。

2000年に正式にCEOに就任すると、iPod・iPhone・iPadといった一連の製品群を軸にして、従来のパソコンからデジタル家電とメディア配信事業へ、アップル社の業務範囲を拡大させていきます。

そんなスティーブ・ジョブズさんは、2003年にすい臓がんと診断されています。

すい臓がんは初期症状があまり出ないため見つけにくいがんであり、スティーブ・ジョブズさんも腎結石の検査のときにたまたま発見されたようです

スティーブ・ジョブズさんはその当時、東洋文化に熱心でした。
そのため、このすい臓がんの治療においても西洋医学を否定して、菜食主義者となり、ハーブ療法、ハリ治療、光療法などのあらゆる民間療法を試していきました

しかし、すい臓がん発覚から9ヶ月後に受けた再検査では、スティーブ・ジョブズさんのすい臓がんは治るどころか大きくなっていました。
その検査結果を受け、スティーブ・ジョブズさんは慌てて手術を受けることとなります。

その後、スティーブ・ジョブズさんは一度は仕事に復帰しますが、すい臓がんが再発してしまい、2011年1月18日にCEOを休職します。

同年8月には、休職したままCEOを辞任。そして、2011年10月5日にすい臓がんの転移による呼吸停止によって、スティーブ・ジョブズさんは帰らぬ人となりました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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