甲状腺がん 初期症状

「喉頭癌」はその発生場所によって「声門上癌」、「声門癌」、「声門下癌」の3つの癌に分類されます。

人間の首にある、のどぼとけのことを「喉頭」といい、誤嚥防止のために食堂と気道の分かれ目に存在していて、食べ物や飲み物が、気道や肺に間違って入ってしまうことを防ぐ役割を持っている器官です。

咽頭の中の、下咽頭の前方に配置されており、その中には発声のための重要な器官である声帯が入っています。

そのような「喉頭」に発生する癌のことを「喉頭癌」といいます。「喉頭癌」はその発生場所によって「声門上癌」(喉頭蓋という食べ物を飲み込むときに器官に蓋をする器官に発生した場合)、「声門癌」(声帯に発生)、「声門下癌」(声帯の下や気管の上部に発生)の3つの癌に分類されます。

癌全体でみると約0.6%程の比較的珍しい喉頭癌(がん)

「喉頭癌」は癌発生数が他の癌と比較して非常に少なく、日本国内で年間2000人ほどが罹患し、発症率は10万人に3~4人程度といわれており、癌全体でみると約0.6%程度であるとのことです。
年齢別でみてみると、50歳代から急激に増加し、60歳以上で発症のピークを迎えます。

また、圧倒的に男性の発症例が多く、女性より男性の方が10倍ほど多い発症率となっています。ただ、「喉頭癌」は10年前と比較すると徐々に増加してきている癌であり、そこでは女性が発症するケースが増加してきています。

これは、「喉頭癌」が肺癌と並んで喫煙歴と高い相関関係にある癌のため、近年の女性の喫煙率の増加が、そのまま「喉頭癌」の増加につながっていると考えられています。

「声門上癌」の初期症状、特徴は?

「喉頭癌」の中で「声門上癌」は、声帯の上のほうの比較的のどの入口に近い部分で発生するため、のどの違和感・のどの痛み・異物感・血痰・かゆみ等の、のどの異常に関する症状が感じやすいという特徴があります。
また、声帯にまで癌が広がらなければ、声枯れや声のかすれ等の症状は現れにくくなっています。

もし、癌が頸部リンパ節という首のリンパ節に転移してしまった場合は、首にしこりが発生します。

「声門癌」の初期症状、特徴は?

「声門癌」は、「喉頭癌」の中で最も発生頻度の高い癌であり、声帯に発生するため、息が漏れるような声、かたい声、低いがらがら声、雑音の入ったざらざらした声等の、声に関連した症状が現れます。

このような症状を嗄声といいますが、この嗄声が1ヶ月以上継続した場合は「声門癌」を疑うようにしましょう。

癌がさらに進行すると、嗄声がさらにひどい状態となり、声門が狭くなってしまって息苦しくなる、呼吸困難症状や血痰等の症状が現れてきます。
「声門下癌」は声帯の下のほうの、比較的のどの奥のほうに発生するため、初期症状が現れにくいという特徴があります。

ただ、空気が通る気管の近くで発生するため、癌が進行して腫瘍が大きくなると、気管を狭くしてしまい、呼吸が苦しくなるという症状が現れる場合もあります。

「喉頭癌」のステージ別5年生存率は?

「喉頭癌」の5年生存率はステージⅠで約95%、ステージⅡで約90%、ステージⅢで約70%、ステージⅣで約60%となっており、生存率の平均が70%を超えていることから、他の癌と比較しても予後は良好といえると思います

また、「喉頭癌」は癌が初期の段階でも症状が出やすく、早期に治療が開始できることから、完治する患者も多い癌となっており、特にステージⅠ期の段階では放射線治療のみで、約90%以上が治るといわれています。

「喉頭癌」は、その多くが「扁平上皮癌」であり、これは放射線感受性の高い癌であるため、周囲への浸潤がなく、小さな癌であれば、放射線・レーザー治療によってかなりの確率で治るといわれています。

放射線やレーザー治療で治療しきれないケースでは手術となり、その多くのケースで喉頭全てを摘出することになります。この場合は声を失うこととなり、呼吸のための孔を前頸部につくるようになります。

ただ、病変の状態によっては、喉頭の一部を切除する、部分切除の手術となるケースもあり、そのケースでは声がある程度保存されます。

手術が行なえないケースにおいては、抗がん薬・放射線治療を組み合わせて行います。

「喉頭癌」の発生の要因は「喫煙」

「喉頭癌」の発生の要因としては、アスベスト等の職業性の曝露との関連性も指摘されていますが、発生のリスクを高める一番の要因とされているのが喫煙です。

実に「喉頭癌」患者の約90%以上が喫煙者であるとのデータも出ています。

また、飲酒も発生リスクを高める要因とされていますので、ヘビースモーカーで酒好きの方は特に注意が必要な癌だといえると思います。




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