健康診断 定期検診

私の姉が乳がんになった時の話です。

当時の姉は46歳でした。
正直な話、タバコは吸いますし夜更かしもする姉でした。

お肉やジャンクフードが好きで健康的な生活とは本当に無縁の姉だったのです。

そんな姉が乳がんに気が付いたのはお風呂に入っている時でした。

何気なく乳がんのチェックで触診していたら、何だかしこりがあったのです。
しかし以前にも胸にしこりの様な手触りの物がありました。

その時は病院で検査して貰いましたが、何もなかったのです。
だから今回も別に何でも無いと思っていたのです。

しかしそれから2週間以上経ってもしこりはあります。

やや硬めのしこりだし気のせいでは無いと姉は思っていました。
しかし癌だと診断されるのも嫌だし、病院に行くのも嫌だとグズグズしていたのです。

いつまでもグズグズ悩んでいるんだったらさっさと病院に行って癌じゃないと診断して貰いなさい。
そう親に言われて病院に姉は行きました。

地元の病院で検査をして貰いましたが、判断出来なかった様です。

かなり遠い場所の病院で再検査する様に紹介して貰いました。
関東から関西までの距離なので家族は付き添いに簡単に行く事は出来ません。

姉は親しい時間のある友人に付き添って貰い、遠い病院に検査しに行ったのです。

検査が終わり、一旦帰って来ました。
検査には約10日かかりました。

その間、姉は本当に暗く沈んだ気分で過ごしていました。
見ているだけでも心が痛む思いです。

検査結果が出て、再び姉は関西の方の病院に行きました。

また友人に付き添って貰いましたが本当にその時は友人に感謝です。
姉は乳がんだったのです。
ショックで頭が真っ白になった姉は友人が付き添ってくれなかったらちゃんと帰って来られたか心配でした。

それからは地元の大学病院で手術する事になったのです。
入院をして一週間後に手術です。
私達家族は入院した日に担当のお医者さんから説明を聞きました。

まず片方の胸を全摘出します。

この時点でもう私達家族は姉を思うと悲しくて仕方の無い気分です。
手術が終わったら傷がふさがるまで様子を見ます。

他の部分、特にリンパに癌が転移していないかを調べる必要もあります。
そして退院したら今度は抗がん剤治療に移ります。

姉が入院してから毎日お見舞いに来て欲しいと言われました。
心細いでしょうし、少しでも慰めになるならと家族で交代しながらお見舞いに行ったのです。

そして手術当日になりました。

手術は朝の一番の予定です。
前日から姉は水分を摂る事を控える様に言われていました。

水分を摂ってしまうと手術中に出血が多くなってしまうのです。

手術当日は多くの親戚や友人がお見舞いに来てくれました。
励ましながらも勇気をつけて貰い、姉は手術に臨んだのです。

手術は成功しました。

手術をしてくれたお医者さんは、摘出した姉の胸をトレーに乗せて持ってきました。
そしてどの様に手術をしたのか現物を見せながら説明してくれました。

正直かなりグロい物ですからびっくりしました。
切り取った人体を見たのは私は初めてだったのです。

手術して次の日には姉は歩き回っていました。
まだ手術跡から出血するので、血を溜める袋を下げながらです。
しかしさっぱりとした明るい表情でした。

手術をしてからもう8年経ちました。

今では笑える思い出の一つになりましたが、当時の姉は本当に死ぬ思いだったのです。

手術前夜は遺書を書き、自分の持ち物を誰に譲るか等を考えていたそうです。
本当に元気になって良かったです。”




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