私の姉が大腸がん、乳がんにを発症して。【体験ブログ】
私の姉が大腸癌になった話です。
50歳の時に会社の健康診断がありました。
そこでしこりがあるので病院で再検査する様に言われたそうです。
姉は不健康な生活をしています。
タバコは禁煙を一度しましたが、また吸い始めました。
夜更かしもしますし、外食が大好きです。
また、過去に何度か癌の治療もしています。
癌になりやすい体質だったのでしょう。
地元の病院で見て貰うと、大腸癌だと診断されました。
全く自覚症状が無かったらしいのでびっくりしました。
以前に姉は乳がんを経験しています。
乳がんの時は命の危機があり、本当に悩んだり気分が落ち込んだりしていました。
しかし大腸癌の時は何故か姉は落ち着いていました。
癌があまり大きくないし、すぐに手術が終わってしまうせいもあったのでしょう。
辛い抗がん剤治療もありませんし、すぐに元通りの生活に戻れるのです。
手術の説明も、家族は呼ばれませんでした。
姉だけが説明を受け、入院する日を決めて帰って来ました。
入院する当日に手術をして、病院に一泊するだけで済むのです。
乳がんの時に比べると本当にお手軽な感覚です。
手術当日は家族が付き添いに行きました。
付き添いと言ってもする事はありません。
ただ姉の手術が終わるのを待つだけです。
手術はまず大腸の中を綺麗にする事から始めます。
そうしたら手術です。
部分麻酔をかけて後は終わるまで大人しくしているだけです。
特に大きな事無く、腸内のしこりを摘出していくのです。
手術が終わり、姉はその日は何も食べる事が出来ませんでした。
あまり大げさな手術では無かったせいか姉は余裕そうに見えました。
手術も無事に成功し、一安心だったのです。
姉はちょっと疲れたし早めに就寝しました。
翌日には姉は退院しました。
たった一日で済んでしまうのはとても楽な事です。
手術の次の日にはもう普段と変わらない生活をしていました。
ただ様子を見る為にしばらくは通院する必要はありました。
しかし簡単に終わり、良かったです。
姉は乳がんと大腸がんを経験しました。
流石に2度も癌になると定期的に大きな病院で検査をする必要になります。
大腸がんはもう3年前の事ですが、まだ油断は出来ません。
いつ再発するか、今後もまた癌が見つかってしまうのかと不安な気分になります。
幸いあれから姉に癌は見つかる事はありません。
そして現在でも2か月に一度は通院して癌の検査をしています。
癌は誰にでも可能性のある怖い病気です。
一度癌になった人は再び癌になる可能性が高いのです。
今後もずっと癌の不安があると思うと姉も大変です。
しかし家族である私達も心にいつも不安を抱える事になってしまうのです。