父が大腸癌で半日以上の緊急手術。人工肛門になりました。【体験ブログ】



脳腫瘍 祖父 言語障害

数年前父がガンを患う前、父子家庭で二人暮らしていた私はまだ17歳でした。

父は明るく、そして時に厳しく私を育ててくれました。

その頃、私は精神を患っていて、高校にも行っていませんでした。
患っていながらも投薬を拒み、一人掃除や家事をおこないパソコンに向かう日が続いていました。

とある日、家事掃除をしていると父はお腹を抱えて帰ってきました。
私は父を休ませ、様子を聞くと、お腹が酷く痛く、お通じも数日間ないとのこと。

その日のうちに父は市内の大きな総合病院へ行きました。
医者は検便と触診をおこないました。

「Tさんは便秘状態ですね。下剤を出します。特に異常はありません。次の方どうぞ」

と、明らかに耐えきれない腹痛、吐き気等の異常があるのに下剤を持たされ帰宅しました。

父は医者を信じて、下剤を飲み始めましたが、今まで以上の激しい腹痛と血便、血尿で仕事ができなくなりました。
私たちは藁にもすがる思いで近くの病院に行き、大きな病院ではしなかったレントゲンと採血を行いました。

すると「なんでここまで放置したの!?あともって3日だったぞ!これはガンだ!」との診断でした。

私が経緯を話すと、医者は怒りを露わにして「まったくあの病院は」と呟きながら慌てて紹介状を書き始めました。
救急車も呼ばれ、私は一緒に救急車に乗せられ緊急医療センターへ高速を使い運び込まれました。その時、私の頭の中は真っ白です。

「なぜもっと早く気づけなかったか。」「自分が悪い子だからか」「たしかガンはストレスでもなる。」
泣きながら病院に到着。

父は目の前でERへ。

その瞬間、私の中で何かが起こりました。『私が行動しないと!』と思い立ち、今まであまり話さなかった親戚に助けを求めました。

祖母と父の弟が駆けつけ、私はその間に入院の支度を行い、電車で再度その病院へ。

その日のうちに父は入院。
次の日に、父の妹と一緒に緊急手術の旨を聞きました。

「大腸自体が閉塞していて、大腸がんで間違いありません。今日中に取り掛かります。これは時間の問題です。」
医者はカルテ、検査結果をバッと並べました。

CTでは本当に、ソーセージのようにパンパンに膨らんだ腸と、ガンという影が明らかに大量にありました。

『私は変わらねばならぬ。』と決め手術中に拒絶していた精神安定剤を開始し、精神科で全ての事を初めて自分の口で私の主治医に伝えました。
私の主治医は驚き、冷静に『手術が終わるのを待ちなさい』と、アドバイスをいただきました。

手術開始から、半日以上の大手術を終え、ICUで再会すると顔色もよくなり、父は無事手術を耐え抜きました。

父は麻酔が効いていて朧な意識の中。「がんばったな」と、まるで見守ってくれたようにうわごとを言いました。そして、深い眠りにつきました。

手術は無事終了。

ガンだらけの大腸を失ってしまい、人工肛門『ストーマ』を施すことしか道はありませんでしたが、私は父が生き延びるならと受け入れました。
親戚と帰る前、私は日めくりカレンダーを看護師に託し、ICUから出たときに、1枚ずつめくってくれと頼みました。理由は『生きていないと1枚1枚めくれないから』

3週間ほどの入院、最初は看護師に頼んでいたものの、次第に父は自分でめくるようになりました。

私も、しっかり支えねばならない。そう心に決めて自分の病気と向き合うようになりました。
二人三脚。精神であれ、ガンであれです。

今は父と二人。また、楽しく暮らしています。




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