初期の子宮がんを40代後半で発症しました。【体験ブログ】
私は47歳の主婦です。2年前、暮れも押し迫った12月29日に婦人科を受診しました。
年内最後の診察日だったためか、待合室はいっぱいでした。
1時間半も待ってでも、気になっていた不正出血についてちょっと見てもらいたかったのです。
私の手には、手帳があり、ここ最近の不調な生理について記録してありました。
生理が通常通りに終わらず、だらだらとすこしづつ、出血がありました。
診察の順番が来て、先生にこのことを伝えました。
内診をして、子宮の内膜を少し採取する検査を受けました。
2週間経って、検査の結果を教えてもらいに再び受診しました。
先生からは、特に気になる成分は見つからなかったと伝えられました。
私は安心して、帰宅しました。
しかし・・・・・・。
再び生理が来て、まただらだらと終わらないのです。
3月になって再び受診することにしました。
先生からも、少し様子を見て、また3月ごろに見てみましょうと言われていたからです。
この時も、同じ検査をしました。
2週間後に検査の結果を教えてもらいに受診しました。
やっぱり異常なしです。
じゃあ、不正出血は更年期なのかな?と、先生に聞いても、先生からは、血液を検査した結果まだ更年期ではないといわれます。
ふーん、と思いつつ、微妙な年齢なのかなと感じました。
そして5月。
今度は、不正出血の量が増えてきました。
普通の生理の出血よりも多い感じです。
日中から夜用のナプキンが必須になってしまいました。
とても疲れやすく、家事の合間に寝込むようになりました。
この頃、私はひどい貧血になっていたようです。
私は、大学病院に行ってみることにしました。
大学病院の婦人科でも、以前2回やっていた同じ検査をしました。
検査結果は、2時間くらい待っていてすぐに出ました。
先生は、何も出ていないのですけれど・・でも念のため、1泊入院しての再検査をしましょうと言いました。
そして1泊で入院して検査をしました。
麻酔をかけて、子宮内のすべての方向から内膜を採取する、麻酔なしでは痛い検査でした。
そして、結果が出ました。
がんの疑いはないけれど、がんになる直前かも知れないだろうということです。
今のひどい出血を薬で抑える方法は無いですともいわれました。
子宮を取るのが良いでしょうという事でした。
そして8月になり、子宮を取る手術をしました。
その結果、取った子宮の内膜はごく初期のがんが見つかったのです。
手術の後、体力が回復して来たら、貧血も解消して元気になりました。