乳房温存手術を受けた妹。検査から手術の流れ。【体験ブログ】

私の妹が乳癌になった時のお話しをいていきたいと思います。
今はテレビなどでも健康診断を受けるようにしましょう、早期発見での治療が大切などとよく放送されています。
私の妹は乳癌の症状としては、家族の洗濯物を干しているときに、ふと胸が痛いと感じたため自分で胸を触るとなんだか、しこりのような物ができていたそうです。
その日は仕事が忙しくて病院に行けなかったため、次の仕事が休みの時に合わせて病院に向かいました。
病院についてからは、問診票を記入し、月経周期、初経、未婚か既婚か、出産した経験はあるか、自分の病歴に、家族の病歴、気になっている症状を書いて次に触診をしたようです。
医師が胸を触り、しこりの状態、分泌物がでていないか、をチェックしました。
次に超音波の検査、エコー検査になります。
超音波を発する機器を胸にあてて反射された音波を画像化して乳房内部の様子を写しだします。
最後にマンモグラフィーで、乳房専用のx線撮影装置を用いた検査になります。
このような検査をしてから医師の診断はやはり妹が気にしていた乳癌だったのです。
家に帰ってきてからの妹はもう途方にくれたように泣き崩れてとてもショックを受けていました。
妹は旦那もいるし子どももいます。
今からの事、まだ子ども達は成人を迎えていないし、小さいため親の力がないと生きていく事ができません。
妹は1人の女性であると同時に子どもをもつお母さんです。
自分の事よりも、子どもと旦那の事をとても心配していました。
テレビでちょうど、市川海老蔵の旦那である小林真央さんが乳癌の闘病生活を送っていて、亡くなったという事もあり、妹は自分も死ぬかもしれないという恐怖があったようです。
とりあえずは次の日から入院をして治療をする事になりました。
手術が決まり妹がする手術は、乳房温存手術になります。
癌を周囲の乳腺と一緒に取り除くという手術です。
乳房の一部分だけを取り除く手術になりますので、自分の乳房を残すことができるのです。
乳房温存手術は、癌を切除しなくても乳房の変形が少なく、左右差もなく保てると判断された場合に選択することができるのです。
また、医師からの説明によると今は時代が変わり、医学なども発展してきているので乳房や乳房のたわみで傷跡が隠れるようにして、手術をしたという跡が見えにくくする事ができると言われたため少しだけ妹は安心していました。
手術は無事に成功して、以外にも妹は元気にしていました。
次の日からは普通に食事をすることもできていたし、シャワーなども自分で浴びていました。
看護師からの説明では、乳癌だったのです手術は回復手術などに比べると回復が早いと言っていました。
手術が終わった後に初めて鏡を見てみると、手術の跡はあるのですが自分が思っていたよりかは、ましだったようです。
普通に退院をしてからは病院に通い再発をしていないかの検査に通っているのですが今のところ再発もしていないし元気に日常生活を送っています。
妹 の子どもが女の子がいるので、乳癌は遺伝と言われています。
乳癌が娘が大きくなった時に遺伝していて、ならないかと妹はとても心配していました。
そのため親子で乳癌検診に行くように励ましました。
とりあえずは元気になったので良かったです。