60代最後に大腸ガンを患った兄。ステージ1のその後は。【体験ブログ】
兄は便秘症で、よく私に「薬持ってないか?」と聞いてきました。
私の一番上の兄、長兄が大腸ガンを患った時のことを書きたいと思います。
私とはかなり年齢が離れている兄は現在74歳。
大腸ガンを患ったのは今から5年前の事です。
兄は便秘症で、よく私に「薬持ってないか?」と聞いてきました。
私はたまーに便秘になる事があったので漢方便秘薬を常備していました。
そんな状態から数年経ったある時、大腸ガンになる前に心房細動という病気になり、心臓専門医に定期的に通っていました。
そのドクターから「大腸検査は受けてますか?」と聞かれたそうです。
そして「自分の便を気にしてよく観察してみなさい」とも。
焦った兄は直ぐに市の健診を申し込み、そこで大腸がん再検査に引っかかったのでした。
健診を受けたのは兄の罹りつけの胃腸科で、そこから大病院に紹介さて、検査の結果「大腸ガン」と診断されました。
でも発見が早かったのでステージ1でした。
本人はそれが分かるまで大分悩んでいたようでした。
それはそうですよね・・いくら今は医療が進んでいると言っても、我が身に降りかかってきたら、平常心でいられるはずはありません。
「どうせいつか死ぬんだ」なんて口では強がってはいても、夜中などは眠れないらしくて起きていたと母から聞きました。
そんなに人間は強いものではありません。
そして手術の日が来ました。
兄はステージ1ということで、切開手術はしないで済みました。
腹腔鏡手術と言って、お腹に穴を開けてそこからガン組織を取り出すというものでした。
後から、そのガンを見せてもらいましたが長さ2センチ弱だったと思います。
「へえ。これがガンなんだ」
手術後は動かないと駄目だと言われ、ウロウロ歩いていましたが・・
腸閉塞になりかかったのでした。
でも、運が良くそれもクリアできて、1週間で退院してきました。
ガンは出来た場所にもよりますが、とにかく早期発見です。
イヤ本当に運のいい人だと思います。
たまたま心臓医に指摘されたことによって、大腸ガンを発見。
それも早期だったのですから。
我家は父方はガン家系で、祖父母共に胃ガン。叔母は膵臓ガン。
父は早死にでしたがガンではありせん。が・・少し長く生きていたらガンだったかもしれません。
私も市の健診は毎年受けています。
便秘症ではないので大腸ガンはリスクは少ないかもしれませんが、大腸ガンは女性に多いので分からないですよね。
安心は出来ません。
ガンは出来た場所にもよりますが、とにかく早期発見です。
そのためにも定期的に検診を受けないといけません。