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「放射線治療」は健康保険が適用されるため、自己負担額は治療費の3割

「放射線治療」とは、治療が必要な領域に放射線を照射して、がん細胞を死滅させる治療であり、細胞を傷つけて細胞分裂を妨げるという放射線の性質を利用しています。
がん細胞は、一般的に正常な細胞よりも細胞分裂が盛んなため、正常な細胞と比較して放射線の影響を受けやすくなっており、「放射線治療」はその差を臨床的に応用して治療が行われています。

「放射線治療」では、治療が必要な領域における、がんの原発部位を含めた手術的切除による機能の損失や形態の変化を避けることができるという点が最大の特徴となっています。

「放射線治療」には、術前照射という手術の切除範囲を縮小する目的で行われるものや、術後照射という手術後の再発率を少しでも低く抑えるためのもの等の種類があります。

また、「放射線治療」はがんの初回治療として行われるだけではなく、がんの遠隔転移や再発に対してもよく行われており、残念ながら根治が難しいと思われるケースにおいても、苦痛や症状の改善を目的とした、緩和的な「放射線治療」が有効となることも多くなっています。

「放射線治療」の治療費は他の治療法と比較して安い場合が多い

このような「放射線治療」は、手術・抗がん剤治療と共に、がんに対する3大治療として確立していますが、実はこの中で「放射線治療」の治療費は最も安い場合が多くなっています
まず、「放射線治療」には、健康保険が適用されるため、自己負担額は治療費の3割となります。

また、保険診療であるため、高額療養費の制度も利用できます。

例えば、1回1~2万円ほどの「放射線治療」を受けたとすると、保険適用によって、自己負担額は3割負担なので、約3,000~6,000円程度となります。
「放射線治療」は約30回程度を行うのが一般的とされていますので、治療費の合計は約10~15万円程度となります。

一方、手術では自己負担額を3割とすると、肺がんや脳腫瘍で約30万円程度、胃がんで約20万円程度の手術費用がかかります。
これに手術前後の点滴等の費用や、手術時の麻酔費用、さらに、「放射線治療」では不要な入院費用もかかってきます。

また、抗がん剤治療においては、抗がん剤自体が比較的高価なうえ、抗がん剤による副作用に対処する薬剤費もかかってきてしまいます。

これらの費用は、治療を受ける医療機関等によっても異なり、他の治療法を併用したりしても、治療費用の総額は変わってきますので、単純に比較はできませんが、単独の治療法として比較すれば、入院の必要のない「放射線治療」の治療費が他の治療法と比べて、安く済むといえると思います。

「放射線治療」の中には自己負担額が高額になるものもあります。

ただ、一般的に行われる「放射線治療」については、健康保険が適用されるのですが、「放射線治療」の中には自己負担額が高額になるものもあります。
例えば、強度変調放射線治療(IMRT)は、2008年から前立腺がん,頭頸部がん,脳腫塲に健康保険が適用となるようになりましたが、その他のがんについては全額自己負担となってしまいます。

しかし、この保険がきかないケースであっても先進医療医療として認可されている施設での治療であれば、一般的な「放射線治療」分は3割の自己負担額で済みます(IMRTの先進医療分は全額自己負担)。

また、「放射線治療」の中でも、特に正常細胞への影響が少なく、副作用が少なくて治療効果が高い治療として、重粒子線や陽子線での治療があるのですが、これらの治療はがんの種類を問わず、全額自己負担となるため、300万円前後の治療費が必要となってしまいます。

ただ、近年では、こういった保険診療以外の医療費もカバーする民間の医療保険も発売されており、重粒子線や陽子線治療に対しても全額支給されるがん保険も登場しています。
万一の時に備え、このような民間の医療保険への加入を検討してみるのも良いのではと思います。




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