川島なお美 ガン

川島なお美さんは最初に癌の診断を受けてから2年後に亡くなっています。

川島なお美さん(1960年11月10日生まれ~2015年9月24日没)は、愛知県守山市出身の日本の女優・タレント・歌手でした。
そんな川島なお美さんは、人間ドックを受けた際に肝内胆管癌と診断されました。

そして、腹腔鏡手術を受けましたが癌が再発してしまい、その後は放射線治療や抗がん剤治療を受けず、電磁波療法やビタミンCの大量投与等の民間療法を受けていました。

しかし、最終的には、最初に癌の診断を受けてから2年後に亡くなっています。

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川島なお美さんの芸歴、経歴

川島なお美さんは、愛知県立中村高等学校を経て、青山学院大学文学部第二英米文学科を卒業していますが、同大学在学中に芸能界にデビューしており、女子大生タレントの先駆け的な存在となります。
学生時代は剣道部に所属しており、剣道の有段者でもあります。

この大学生時代に試験でカンニングをしたと発言しており、この際の「開き直り」的発言が一部で物議を醸すこととなりました。

ラジオの文化放送が「セイ!ヤング」の後番組として、「ミスDJリクエストパレード」という番組を、1981年10月からスタートさせましたが、川島なお美さんは、その初代DJに抜擢されたため、深夜の顔となっていきます。

当時はまだ青山学院大学在学中であったため、女子大生DJと呼ばれていました。
1982年には、日本テレビ系列の中京テレビ制作「お笑いマンガ道場」の三代目女性レギュラーとなりました。

この番組において、プロ顔負けの漫画のうまさと、芸人顔負けのネタの巧みさを披露したことによって、同世代からの人気を獲得していきます。

ちなみに同番組の歴代の女性レギュラーは、初代は元「ゴールデン・ハーフ」のエバ・マリーさん、二代目は秋ひとみさん、四代目は森山祐子さんとなっています。
1989年8月8日、9月から明治座で「水戸黄門」の舞台公演でのフィルム撮影の為、現場に向かう途中に、ロケバスが崖から転落する事故に遭ってしまい、第七頸椎を骨折する大怪我を負いました。

しかし、まず、顔は無傷だったかどうかということをすぐに確認したということです。

その後、そのまま復帰することはなく舞台は降板することになりました。キャンパス・クィーンのイメージがいつまでも抜けなかったため、出演番組は限られるなど、川島なお美さんにとっては不遇な時代が長く続きました。

そのため、広い世代に知名度が高まるまでにかなりの時間を要したが、テレビドラマ「イグアナの娘」や「失楽園(TVドラマ版)」への出演をきっかけに、女優として知られるようになりました。特に失楽園ではてれびドラマでもヌードを辞さないという主演で話題となりました。

これ以降、ベッドシーンでは「子宮が呼吸できない気がする」との理由で撮影中に前張りを取るということを、1997年11月3日号の「週刊ポスト」のインタビューで告白したり、30代にしてヘアヌード写真集「WOMAN」を発表するなどしたため、裸体も辞さないセクシー女優の代表格のように認知されていきます。

ちなみにヘアヌード黎明期に出版されたこの写真集「WOMAN」は、大ヒットを記録しました。

この方向転換は、判事だった父の立場を考慮し、父が退官するのを待ってから行ったとのことです。
その他、「おしゃれカンケイ」にゲスト出演した際、通常スタジオの観客は番組スポンサーの方針で女性と決められているが、川島なお美さんが出演する回に限り、観客は男性限定となったそうです。

前述の通り、川島なお美さんは、2013年8月に健康診断で腫瘍が見つかりました。

この時、即手術を勧められるも拒否し、代替策としての抗がん剤治療も拒否しています。
この時発見された腫瘍は、前述の通り、肝内胆管癌であることが判明し、「この人になら命を預けられる」と思える医師との出会いを果たしたため、翌年1月末に手術をうけています。

川島なお美さんの要望どおり、全て腹腔鏡下で行われた手術は12時間にも及んだとのことです。
この手術後の5年生存率が40〜50%であると言われるなか、前述の通り、術後補助化学療法等は行わず、予後の健康維持の管理にビタミンCの点滴、民間療法、悪い気の排除などの施術(エビデンス不明)に取り組みました。

そして、その治療後に各媒体への復帰を果たします。川島なお美さんはブログで「完治した」と述べるたのですが、2014年7月に再発が判明し、川島なお美さんの夫に対しては余命1年未満の宣告がなされました。

川島なお美さんは余命を知らされない状態で、ここでも抗がん剤治療拒否を決断し、これ以降も代替医療に励みながら芸能活動を続けました。

しかし、2015年9月17日、出演中のミュージカル「パルレ~洗濯~」を、体調不良を理由に途中降板し、9月20日、11月から12月に出演が予定されていたミュージカル「クリスマス・キャロル」についても降板が決まりました。

胆管癌の為、川島なお美さんは54歳で死去してしまいます。

2015年9月23日には自宅療養中であることが公表され、同年11月5日開催予定のソロライブでの復帰を目指していましたが、翌24日19時55分、胆管癌の為、川島なお美さんは死去してしまいます。
54歳没であり、その葬儀は青山葬儀所にて浄土宗式で執り行われ、夫・鎧塚俊彦さんが喪主を、徳光和夫さんが司会をそれぞれ務めました。

また、生前所属していた太田プロダクションの代表取締役社長・磯野太さん、林真理子さん、倍賞千恵子さんが弔辞を読み、片岡鶴太郎さんが弔電を寄せており、出棺の際は約7分間の拍手で送られました。

川島なお美さんの戒名は「秋想院彩優美俊大姉(しゅうそういんさいゆうみしゅんだいし)」で、川島なお美さんと夫・鎧塚俊彦さんの名前から一文字取っています。

一方、川島なお美さんが受けた癌医療のあり方が議論を呼んでいるそうです。

一部の方は民間療法に走ったことを批判しているようですが、終末期の段階で、川島なお美さんは民間療法に救いを求め、そして、それを支えに、最後まで彼女らしく生き抜きました。

このように考えると、川島なお美さんの人生は、彼女の価値観が最優先された素晴らしいものだったと思います。

それには夫・鎧塚俊彦さんをはじめ、ご家族の献身的な支えもあったでしょうが、「女優として生き抜きたい」という彼女の強い意志を反映したものだったのではないでしょうか。

自分で考え、自分で決めた素晴らしい闘病生活だったのではと思います。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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