柴田恭平 ガン

手術と抗がん剤治療の闘病生活を送っていた柴田恭兵さん

柴田恭平さんは、1951年8月18日生まれで、現在の静岡県静岡市清水区である、静岡県清水市出身の日本の俳優であり、歌手です。

そんな柴田恭兵さんといえば「あぶない刑事」シリーズが有名ですが、映画「まだまだあぶない刑事」が2005年に公開された翌年、柴田恭兵さんに肺癌が見つかり、それから手術と抗がん剤治療の闘病生活を送っていたようです。

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柴田恭平さんの芸歴、経歴

柴田恭平さんの実家は草薙駅前にある魚屋の魚新だそうです。
柴田恭平さんは、現在の静岡市立清水第七中学校である、清水市立第七中学校を卒業した後、日本大学三島高等学校に進みます。

同高等学校を卒業した後、日本大学経済学部を経て、一度サラリーマンとなります。

その後、1975年に東京キッドブラザーズに入団し、舞台「十月は黄昏の国」で舞台デビューを果たし、主に舞台で活躍していきます。

柴田恭平さんは、1977年、テレビ初主演を「大都会 PARTⅡ」で果たします。

この柴田恭平さんのテレビ進出のきっかけを作った村川透監督は、「蘇る金狼」等で松田優作さんの作品を数多く手がけた監督です。

1978年には、連続テレビドラマへの初レギュラー出演となる、刑事ドラマ「大追跡」に滝本刑事役で出演します。

1979年には、「赤い嵐」で連続テレビドラマ初主演を果たします。

また、「俺たちは天使だ!」にも出演し、一躍脚光を浴びることとなります。

そして、1986年、「あぶない刑事」に主演。大きくブレイクし、それ以降も「はみだし刑事情熱系」シリーズ等をヒットさせる等、毎年のように連続テレビドラマの主演を務めるようになります。

そのため、主演を務めた連続テレビドラマの本数は、合計で20本を超えています。

柴田恭平さんは、20歳の次男を、2004年12月に心臓発作で亡くしています。

次男は気管支喘息の持病を持っており、その死因は心臓発作によるものとされているそうです。
2005年2月5日に、柴田恭平さんのテレビ進出のきっかけを作った村川透監督の故郷である山形県村山氏で開催された「第1回村川透映画祭」にゲスト参加しています。

柴田恭平さんは、村川透監督のことを、テレビ進出のきっかけを作ってもらったということで「恩人」と呼んでいるそうです。

2006年7月、柴田恭平さんは、初期の肺癌と診断され、摘出手術を受けており、8月中旬には退院。

その後、一時自宅療養としていましたが、同年の12月にドラマ「ハゲタカ」の撮影で復帰します。

柴田恭平さんは、壮年期以降は重厚・熱血といったキャラクターの役を演じることも多くなっており、青年期のスピード感があり、フットワークの軽いつかみ所のないキャラクターとは変化してきています。

柴田恭平さんの通称である「恭サマ」は「あぶない刑事」で共演した舘ひろしさんが命名したもんであり、舘ひろしさんは命名後から20年以上、柴田恭平さんのことを「恭サマ」と呼び続けています。

柴田恭平さんの趣味はゴルフですが、これは「あぶない刑事」放送開始時に共演した中条静夫さんの勧めで始めたものであり、2011年現在でシングルプレーヤーという実力をもっています。

また、仲村トオルさんと親交が深く、仲村トオルさんがバラエティ番組に出演すると、柴田恭平さんとのプライベートのエピソードを話すということがあるそうです。

また、柴田恭平さんは野球を趣味としており、一番多い時では4チームの草野球チームに加入していたそうで、定期的に試合を行っていたそうです。

そして、関西テレビ放送制作のテレビ番組「チャレンジャー!柴田恭兵 ボクの夢がかなう瞬間」の企画では、アメリカ合衆国独立リーグ(セントラルリーグ)のAlexandria Acesの入団テストに挑戦しています。

さすがに合格とはならなかったのですが、Alexandria Acesの計らいにより、契約金26ドル・背番号3で1日だけの契約を結び、プロ野球選手として公式戦に1試合だけ出場しました。ちなみにその成績は、4打数2安打1盗塁だったそうです。

前述の通り、柴田恭平さんは、2006年7月に肺癌を患っていますが、その際、幸いにも初期の肺癌と診断されました。

そして、同年の7月下旬に右の肺の上葉部を切除する摘出手術を受けています。

その後、同年の8月中旬に柴田恭平さんは無事に退院し、前述の通り、同年12月のドラマ「ハゲタカ」の撮影より無事に復帰を果たしています。

柴田恭平さんは、相当なヘビースモーカーだったようですが、病気以降は煙草を完全にやめたそうです。

ただ、食事やアルコールに関しては特に制限等はしていないようです。柴田恭平さんは「以前よりも健康ですし、アクションもできますし、大好きな草野球も年明けには再開したい」と完全復活をアピールしており、実際、復帰された時の体重と手術以前の体重の変化はなかったようです。

一般的に肺癌は進行が早く、再発しやすい癌だといわれており、柴田恭平さんも手術後から2年後に「がんが再発しているのでは?」という噂が流れたりしたこともありましたが、それは誤報だったようです。

柴田恭平さんの場合は、手術から約10年経った現在においても再発は無いようです。

一般的な肺癌において、5年以上再発が無ければ治癒したといわれていますので、柴田恭平さんのケースにおいては「完治した」といえるのではないでしょうか。

柴田恭兵さんは「欲張りなので、こういう経験をプラスにできればいいな、と。

新しく生まれ変わった姿を見せていきたい」と語っていますので、これからますます活躍されていくのではないかと思われます。

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