宮迫博之さんの場合。スキルス胃癌で胃の3分の1を切除。【癌の芸能人・有名人】
ステージ1A期の初期スキルス胃がんで胃を切除。再発は?
毎日テレビで見かけるほど大人気のお笑い芸人雨上がり決死隊の「宮迫博之」さん。
2012年に胃ガンが見つかり、切除手術と治療の為、芸能活動を休止されていましたね。
アメトークはもちろんの事、様々なバラエティ番組、そして自らの癌経験からかガン保険のCMにでるなど、大活躍されていますね。
そんな大人気の芸能人が胃がんを告白し、芸能活動を休止・・・ということで非常に話題になりました。
現在、宮迫博之さんは胃癌を克服し、改めてテレビで大活躍していますね。
今回はそんな宮迫博之さんの胃がんについてご紹介していきます。
ステージ1A期での早期発見で助かった命
胃がんのステージ1Aの場合、正直いって初期症状はほとんどありません。
しかし、宮迫博之さんはダイエット後の体調不良の為、検査を受けたからだそうです。
正直、「あと半年発見が遅れたら命は無かった・・・」と医師に言われたそうです・・・偶然とはいえ、本当に良かったですね。
胃カメラではなく、AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)で発見
胃がんの検査と言えば、「胃カメラ」が普通です。
しかし、宮迫博之を救ったのは、AICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)という検査だそうです。
AICSは血液中のアミノ酸濃度を測定し、癌が発症しているか検査をするものです。
最近は人間ドックや健康診断で導入され始めており、気になる方は是非とも受けてみてはいかがでしょうか。
スキルス性胃がんとは?
普通、胃がんは胃の表面の粘膜に異常が起こり、その異常を胃カメラ等で発見することで見つけることが出来ます。
しかし、スキルス胃癌の場合は、胃の表面粘膜に異常が起きづらく、非常に発見されにくいのが特徴です。
発見しづらいため、どうしても癌が進行した状況になって初めて発見される場合が多くなっています。
ですので宮迫博之さんの場合は、スキルス胃癌が発症してすぐに偶然に人間ドックでAICS(アミノインデックスがんリスクスクリーニング)を受けたからこそ発見できたのです。
まさに奇跡的と言っていいでしょう。
スキルス胃癌は再発率高い?
スキルス胃癌は再発率高い・・・とされています。
ですが、これはそもそもスキルス胃癌がかなり進行している状態で発見される場合が多い事が理由ですから早期発見できた宮迫博之さんの場合はそこまで再発率は高くないでしょう。
とはいえ、胃がんそのものは再発率高い為、予断は許されません。
定期的に検査をしつつ、再発したとしてもすぐに発見できるようにするといいのかもしれませんね。