姉が乳がんを初期段階で発見。診断から治療まで。【体験ブログ】
私の姉が昨年乳がんと早期発見されたことで、家族内に大きな衝撃が走りました。
病名だけを耳にした途端、初めて身近な人の「死」を実感するような感覚に襲われて不安な気持ちがいっぱいになりました。
そんな中、当の本人であるお姉ちゃんはさほど落ち込んだ様子はなく、詳しく話を聞いてみると幸い乳がんの初期段階だったと診断されたようで、完治することができると知らされていたため私たちが想像していたよりも楽観視しているような表情をしているのはそのためでした。
しかし、今回なぜ乳がんの早期発見ができたのかと不思議に思った私は、いつ自分の身に起こっても良いようにと思い当事者にアドバイスを求めました。
先生曰く、妊娠の経験や母乳をあげた経験がないということはそれだけで乳がんのリスクを高めてしまう可能性がある
お姉ちゃんは元々、学生時代からバレーボール部に所属しており運動神経もよく特に食事バランスなども乱れていない健康体そのものでした。
しかし、乳がんというのは食事バランスといったことだけでは防ぐことができず、根本的な原因であるホルモンバランスによるところが大きいのだと教えてくれました。
私の姉はまだ結婚をしておらず30代半ばでした。
先生曰く、妊娠の経験や母乳をあげた経験がないということはそれだけで乳がんのリスクを高めてしまう可能性があるとのことでした。
ぴったりと条件に当てはまっている姉を見てやはりホルモンバランスは妊娠の際に大きくバランスが乱れる分、体にとっても良い影響や悪い影響を与えるのだと知りました。
そして、姉はそんな乳がんのリスクが高まっているのはもちろん知らず、普段通り仕事に出かけたり何の変哲も無い生活を送っていた矢先、突然胸のあたりにしこりがあることに気づきました。
なんとなく胸のあたりに違和感があると感じたらしく、触ってみるとこれまでになかった胸の内部に固いしこりのようなものがあり、最近テレビでも乳がんの問診に関する放送を見ていて「もしかしたら乳がんかも?」と不安に思いすぐに病院に行きました。
通常であれば、ちょっとしこりがあっても「また数日したら治るかな」と何気なく体に出たサインを見逃しがちですがつい最近テレビなどで乳がんの初期症状として取り上げらえていた症状とよく似たものが自分の体に起きていたことで、これまで以上に頭の中で「一度病院で診てもらわないと後悔することになるかもしれない」と焦燥に駆られたといっていました。
潜在的な能力も功を奏してガンの早期発見につなげることができたんだと思いました。
自分だけにしかわからない独特の危機管理能力かもしれませんが、潜在的な能力も功を奏してガンの早期発見につなげることができたんだと思いました。
家族に一人でもガンにかかった人がいるとその血縁にも遺伝している可能性があるということだったので、お姉ちゃんの経験は真剣に耳を傾けている自分がいました。
体に起こっている何かしらのサインは、今後の大きな病の前触れかもしれないとお姉ちゃんの一件から考えるようになりました。
こういったサインに気づくためにも日頃から自分の体の健康管理を把握しておくことや、変化に対して敏感になっておかなければいけないと思う出来事となりました。
皆さんも、何か違和感を感じているところがあれば、一度病院で精密検査を受けて診たり健康診断の際に一度相談をしてみることが重要ですので、体を大切にしてくださいね。”