ワカメの効果・効能は?【癌(ガン)に効く食材】
「ワカメ」のぬるぬる成分「フコイダン」は自然界最強?の抗がん物質
「ワカメ」は「海の野菜」とも呼ばれている海藻の一種で、植物学上はコンブ目チガイソ科ワカメ属に分類されます。
「ワカメ」は葉、中肋、メカブ、根の各部分で構成されており、一般的に食用とされているのは葉の部分で、メカブはメカブトロロや酢の物、中肋部分はクキワカメという呼び名で、漬物や佃煮に加工されて食されることが多くなっています。
「ワカメ」は世界各地の北部太平洋・西部太平洋の海の岩礁や砂地に生息しており、日本では北海道から九州にわたる日本全国に生息しています。
戦国時代や江戸時代には、保存食として重宝
「ワカメ」は日本では、太古の昔から親しまれている海藻であり、古くは万葉集にも「めのは」や「め」という名で「ワカメ」の記載が確認されています。
701年には「ワカメ」が租税対象として定められたり、927年には青森県から福岡県にあたる地域から「ワカメ」が貢納させられていたことから、「ワカメ」が貢納品として認められるような高級食材であったことがわかります。
戦国時代や江戸時代には、乾燥させると長期保存ができることから、軍事食や救荒食等にも使われていたようです。
栄養満点なワカメ
「ワカメ」はミネラルが沢山含まれる海藻類の中でも、特にそのバランスに優れたものであり、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムが多く含まれていたり、体内の塩分量を調整してくれるカリウムも多く含まれていて、高血圧の予防に役立ちます。
また、アルギン酸という水溶性植物繊維の一種も「ワカメ」には含まれていて、これはナトリウムやコレステロールを吸着して、体外へ排出させる働きがあり、さらに、ダイオキシンや鉛等の人体にとって有害な物質を排出させる働きも持っています。
そして、このアルギン酸は「ワカメ」のぬるぬるを構成している成分なのですが、この中には「フコイダン」という植物繊維が含まれており、この「フコイダン」には高いがん抑制効果があるとされています。
「フコイダン」には、肝機能の向上、アポトーシス(Apoptosis)誘導による抗がん作用が
「フコイダン」は、十二指腸潰瘍や胃潰瘍の原因であるピロリ菌が胃壁に付着するのを防ぎ、胃粘膜を修復させる働きを持っています。
さらに「フコイダン」には、肝機能の向上、アポトーシス(Apoptosis)誘導による抗がん作用という働きががあるとされており、日本癌学会は「フコイダン」が正常な細胞に影響を及ぼすことなく、がん細胞を自滅させる働きがあることを正式に発表しています。この「フコイダン」は「ワカメ」のメカブの部分に多く含まれています。
その他「ワカメ」には、β-カロテンやカロテンの一種で黒っぽい色素成分であるフコキサンチンという、がん予防効果のある成分が含まれています。
β-カロテンには強い抗酸化作用があり、フコキサンチンにはがん細胞の活性化を抑えることで、がんの増殖を防ぐという働きがあります。
ただ、「ワカメ」にはミネラルの一つであるヨウ素も多く含まれています。
このヨウ素は甲状腺ホルモンの働きを正常にし、老化予防や美肌効果に期待ができる成分なのですが、過剰に摂取してしまうと、甲状腺ホルモンの合成を妨げてしまい、甲状腺腫を引き起こす可能性があります。
日本人は海産物の摂取量が多いため、あまり心配はいらないとされていますが、元々、甲状腺に疾患等がある方は注意するようにしましょう。
ワカメの効果的な食べ方は?
「ワカメ」のような海藻類は油との相性が良いため、油で炒めたり、油揚げと一緒に調理することで、体内での吸収率が高まります。
前述の通り「ワカメ」には、体内の塩分量を調整してくれるカリウムも含まれていることから、塩分量が多くなりがちな和食における、「ワカメ」と油揚げの味噌汁等は非常に理にかなった調理法といえると思います。
また、酢の物等で酢と一緒に「ワカメ」を摂取すると、酢の効果で「ワカメ」に含まれる食物繊維がやわらかくなり、「フコイダン」等の成分が吸収されやすくなりますので、おすすめです。
そんなワカメ(フコイダン)の60倍以上の効果がある成分、ブロリコ
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というのも「免疫力の向上」は癌そのものへの対策にもなりますし、合併症対策にもなるからです。
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