乳癌発覚から8年経過。再発なしで経過しています。【体験ブログ】
検査で良性腫瘍と悪性(乳癌)のどちらもあるということが分かりました。
私の癌は30才の時に会社の健康診断の人間ドックを受けた時に要再検査になりそこから乳腺に異常があると分かりました。
再検査に行き、乳腺クリニックの専門医に紹介状を書いて頂いて乳腺クリニックで検査を進めて行くうちに良性腫瘍と悪性(乳癌)のどちらもあるということが分かりました。
癌と分かる前もどうなるのかなと不安な気持ちがどんどん大きくなり終わりのない心配をずっとして過ごしてしまったのですが癌だと分かった後は気持ちが少しずつ切り替わって行き、今自分に出来る最善の治療はなんだろうと自分の罹患した乳癌について私は本を購入して勉強をしました。
乳癌の治療はオーダーメイドの治療でその人の症状に合った内容になるので様々な治療法があるということが分かりました。
乳癌の勉強をしてから主治医の先生からのお話の内容や検査も本やネットで調べてあったので理解しやすくなり、気になった事についても先生に診察の時に聞いたり、直接主治医の先生に聞きづらい内容の時は問診の時に看護婦さんに相談して先生に伝えてもらい診察の時に先生から教えて貰った事もあります。
病院の先生と治療方針を決めますが先生のみでなく患者本人の希望もあるので私は自分の治療方針を決めるにあたって少しですが乳癌について症状やタイプ、治療法、体験談などを参考にさせて貰いました。
「まず温存手術でやってみてもし、それでダメだとしたらその時全摘をする方法もあります」
私の癌の症状ですと多数乳癌が乳房内に散らばっていたようなので全摘が基本だと最初に伝えられたのですが年齢も30歳でした。
また、結婚してすぐで将来出産も視野に入れていると最初に伝えて先生から「まず温存手術でやってみてもし、それでダメだとしたらその時全摘をする方法もあります」と言われてその時の私には全摘はダメージが大きかったので最悪また手術も覚悟して温存手術でいこうと決めました。
悲しく沢山泣き晴らした後は私自身考えが変わってきました。
悔やんでも泣いても悲しだから治るわけでも消えるわけでもないですし、癌が治って体内から無くなるように自分に出来る事があるかなと前向きの気持ちに落ち着いてきました。
癌のキラー細胞を高める為には笑いが良いと知ってから笑ってがん細胞が自然になくなってくれたら嬉しいなと感じました。
それまでシフト制の夜遅く帰宅する仕事をしていたのですが仕事も朝から平日のみでカレンダーどおり休みで夕方には終わって家に18時頃には着くような仕事に転職しましたし、仕事も給料は前職より4~5万円下がってしまったのですが自分が無理せずできる業務内容にして余裕を持って業務できる仕事に変わって休みも多いですしストレスが軽減されていきました。
また私は民間療法は保険外の治療もあると知って興味は持ちましたが私はやりませんでした。
私の乳癌との付き合い方は癌と一緒に末永くお互いに仲良く共存出来るかなという気持ちです。
悪さをしないでいてそのうち免疫細胞が排除してくれたらいいなと思っています。
病気も私の個性と言いますか私と一緒にくっついている物という認識です。
乳癌になってから人の体は食べた物、飲んだ物で出来ているというところに興味をもちどの野菜や果物はどういう効果が高いか本を購入して勉強して食生活で季節の野菜や果物を取り入れていますし、乳癌発覚前はパンが好きで毎日のように食べていたのを食べたい時にちょっとだけのご褒美感覚で食べるように少し食生活が変わりました。
癌になった体も自分の大切な体に変わりないですので優しくしてあげながらストレスフリーを心がけてイライラした時には「ありがとう」と思ってなくても口に出して言ってみたり、ありがとうのフレーズの入った歌をよく歌ったりしているとなぜか気持ちが落ち着きやすくなり今も実践中です。
私は30歳で乳癌の手術、放射線治療、ホルモン療法をスタートしたのですがおかげさまで再発なしで先日丸8年を迎える事が出来ました。