入浴を見直すことでも免疫力を高めることができる
免疫力を高めるためには「睡眠」、「食事」、「運動」の三本柱を整えることが重要といわれていますが、それと同時に入浴を見直すことでも免疫力を高めることができるといわれています。
体を温めることが健康に良いと知られてから、温泉の湧くところは古来より湯治場として栄えてきました。
戦後には各々の家庭に浴室が普及したため、日本人は毎日の入浴で暖まることが習慣となりました。
この入浴の習慣が、日本人の寿命を急速に延ばしてきた一因でもあると考えられています。
入浴によって免疫力が高まる理由としては、まず、入浴によって体温が上がるということが挙げられます。
体温が下がると免疫力は低下し、その一方でウイルスや細菌などの病原体は活性化されます。
人間の体は、体温が1度下がると免疫力は30%低下するといわれているため、常に体温が保たれる仕組みとなっています。
そして、体温が上がった場合においては、1度体温が上がると免疫力は5~6倍高まるといわれています。
これは風邪をひいた時に発熱するのと同じ原理であり、熱を出すことで免疫機能が高まり、病原菌を撃退しやすい状態にします。
このように体温を上げるために入浴は効果的ですが、重要なのは体の表面体温ではなく深部体温であるため、ただやみくもに入浴すれば良いというわけではありません。
人間の平熱はだいたい36度くらいですが、これはあくまで表面体温です。
深部体温はこの体温よりも若干高くなっており、37度くらいである人もいます。
人間の免疫細胞にとってベストな温度は37度くらいだそうなので、表面体温ではなく、深部体温をそのくらいまで上げることを意識する必要があります。
また、熱が高ければ高いほど病原体は弱くなります。
ただし、熱が高いとこちらの体力も奪われてしまうため、入浴時に熱すぎるお湯に入って体温を上げ過ぎないように注意しましょう。
次に、入浴によって血液の流れがよくなるということが、免疫力が高まる理由として挙げられます。
入浴によって体が温まるとそれに伴い、身体中の血管も開きます。
血管が開くと血流が良くなりますので、これにより胃や腸などの消化器官が刺激され、便通の改善効果も期待できます。
特に人間の腸内には、免疫細胞の約70%が集中しているといわれています。
そのため、便通が改善されると、腸内環境も整いやすくなるため、免疫力が高まるのです。
また、この免疫細胞は、血流が良くなると全身に行き渡りやすくなるため、このことによっても免疫力が高まることになります。
最後に、入浴によって心が癒されるということが、免疫力が高まる理由として挙げられます。
温かいお風呂に入るとポカポカとして、心地よいリラックスした気持ちになります。
入浴によってストレスやイライラした気持ちが軽減されると、緊張状態である交感神経から、リラックス状態の副交感神経への切り替えがスムーズに行われます。
これにより自律神経のバランスを整えることができますので、免疫力が高まる効果が期待できるのです。
入浴の目安としては、血液が温まり、体温が38度台くらいの状態を5分間ぐらい保つように入浴するのが良いといわれているようです。
また、この状態での入浴時間は長くても10分くらいまでとし、汗がたらたらと流れるくらいになってから5分くらいしたら出るようなイメージが良いと思われます。
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