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自分の体の調子をよく観察して免疫力が低下しているかどうかを見極めましょう

風邪をひきやすく、なかなか治らないと感じ始めた場合、まず、体力が落ちていると感じる方が多いと思います。
しかし、その場合、体力が落ちているのではなく、細菌やウイルス等の外敵から体を守る力である免疫力が下がっているのかもしれません。

免疫力が下がってきた場合、風邪が治りにくくなるだけではなく、体に様々なサインが現れるようになります。
そのため、自分の体の調子をよく観察するようにし、免疫力が下がっているかどうかを見極める必要があります。

免疫力が下がってしまうと、まず、感染症を発症しやすくなります。

細菌、カビ、ウイルスといった微生物は、空気中、水、土など日々の生活の中のどこにでも存在し、また、人間の体の表面にもたくさん存在しています。
これらの細菌、カビ、ウイルスといったものが人間の体内に侵入し、増殖することで発症する疾患のことを「感染症」といいます。

日常的に接触する菌によって発症する感染症には、ニキビ、目やに、口内炎、吹き出物、水虫といったものがあります。

これらの感染症は、通常の状態であれば人間の体内にある免疫細胞が、その発症を防いでくれます

しかし、免疫力が下がってしまった状態になると、微生物たちが活性化してしまい、これらの感染症や病気が発症するようになってしまいます。
1年に何度も風邪をひくという方は、免疫力が下がってしまっていて、これらの細菌やウイルスに負けてしまっていると考えられます。

そのため、諦めずに下がった免疫力を戻すということが大切となります。

また、免疫力が下がってしまうと「悪玉菌」が活性化し、活発に動き出します。

人間の皮膚の表面、腸内、口腔内、気管支、肺、尿管などには常にウイルスや細菌が存在しており人間と共生していますが、これらの菌を「常在菌」と呼んでいます。
これらの常在菌の中では、善玉菌と悪玉菌が一定の割合を保って活動しています。そして、人間の皮膚の肌の潤いを保ったり、腸の消化活動を助けたりといった、天然のバリア機能としての働きも持っています。

免疫力が正常に保たれている状態であれば、これらの善玉菌や悪玉菌のバランスは保たれています。

しかし、免疫力が下がった状態になってしまうと、このバランスが崩れ悪玉菌が優位になってしまうので、下痢、便秘、歯周病などを発症する原因の1つになると考えられています。
例えば、水疱瘡にかかったことがあると、水疱瘡が完治した後でも「水痘・帯状疱疹ウイルス」が体の神経節内に潜伏し続けます。

そのため、この状態で免疫力が低下すると口唇ヘルペス、性器ヘルペス、帯状疱疹などの症状が発症してしまうのです。

また、免疫力が下がると、肝臓の働きが低下するといわれています。

一見、肝臓と免疫力の低下は関係なさそうに見えますが、免疫力回復の指示は実は肝臓から出されているそうなのです。
肝臓は「沈黙の臓器」と恐れられていて、調子が悪くなってもその症状が判りにくいということで有名ですが、免疫力とも深く関わっています。

もし、肝臓が上手く働いていないと、肝脂肪になってしまうこともあります。そして、この肝脂肪が酷くなると肝硬変や、肝臓癌にもかかりやすくなってしまいます。

この肝臓に負担がかかって免疫力が下がるという背景には、暴飲暴食が原因となっているといわれています。
そのため、いつも強いストレスにさらされていることから、思わず暴飲暴食をしてしまうという方は、知らないうちに免疫力を下げてしまっている可能性がありますので注意しましょう。




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