渡辺謙さんの場合。急性骨髄性白血病の治療と再発。【癌の芸能人・有名人】

急性骨髄性(骨髄芽球性、骨髄単球性)白血病だった渡辺謙さん
新潟県魚沼市出身の映画俳優渡辺謙さん。
今ではハリウッドで大活躍の日本を代表する俳優さんですね。
数多くの映画に引っ張りだこで、今ではブロードウェーミュージカルにも出演されており、まさに世界で大活躍中です。
そんな渡辺謙さんですが、なんと以前に白血病を発症し、大作映画『天と地と』を降板するという経験をされていたのです。
今回はそんな渡辺謙さんの白血病治療についてご紹介していきます。
人気絶頂の時に「急性骨髄性白血病」に
NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で大河ドラマ史上最高の平均視聴率39.7%を叩き出すという凄まじい人気を誇っていた当時の渡辺謙さん。
現在(2016年6月)放送中の大河ドラマ「真田丸」が平均視聴率が10%後半で高視聴率で話題になっていますが、その倍の視聴率って考えると凄まじいですね・・・
そんな人気絶頂の時に制作されたのが製作費50億円を投じた大作映画『天と地と』。
渡辺謙さんはそこで主役に大抜擢されたのです・・・・しかし、そこで悲劇が起こったのです。
1989年のカルガリーロケで突如体調不良に襲われ、「急性骨髄性白血病」を発症してしまうのです。
「急性骨髄性白血病」は完治する確率は50パーセント
映画を降板し、渡辺謙さんは約1年の治療を行ったそうです。
その際の生存率は50パーセント・・・化学療法を続けていった結果、見事に白血病を克服したのです。
しかし、5年後に再発・・・
そう、悲しい事に1994年またも白血病が再発してしまうのです。
更にはC型肝炎ウイルスに感染してしまい、治療は困難を極めるのです。
そこでも渡辺謙さんは再治療を行い、経過は良好となって、翌年無事復帰を果たすのですから、相当な努力が裏にはあったのでしょう。
抗がん剤の副作用等、非常に苦しい事も多かったと思いますが、渡辺謙さんはそれらを乗り越えて俳優として復帰をするって凄いですよね。
これからもハリウッドをはじめ、世界を股にかけて活躍してほしいですね。