愛犬の頭に癌腫瘍ができて安楽死するまで。【ペットの癌体験記】
それは飼っていたいたマルチーズが14歳を迎えたときでした。
片方の目をやたら気にするようになり、見てみると目が赤く充血していました。
すぐ近所のかかりつけの病院へ連れていったのですが、そのときは原因ははっきりわからず目薬をもらうだけでした。
しかしその後一日一日と症状がどんどん悪くなり、怖くなってきた私は目の専門医のいる病院へ診てもらうことにしました。するとこれは目の病気ではない、頭のほうでは?との診断でした。
その後、病院でMRIでみてもらったほうがいいと言われたのですが、MRIは大学病院で行っているので、どんなに早くても一ヶ月後の予約しかとれませんでした。
そのMRIの検査までの一日一日でまたどんどん症状が悪くなっていき、ついには両方の目が見えなくなり、次に頭がどんどん大きくなり始めました。
目のまわりが硬くなり、愛犬は触ってもなんの感触もないようなので、顔を壁に何度も押し付けるようになってしまったのです。
そして目が赤くなってから一か月も経たないうちに、今度は目のあたりから出血するようになったので、慌てて近所の病院へ行くと、「MRIはとれないけど、レントゲンで何かわかるかもしれないから」とレントゲンを撮ることにしました。
すると骨の一部が映っておらず、大きな腫瘍らしきものが確認できたのです。
先生は100%癌とは言い切れないけれど、おそらくそうでしょうとの判断でした。
そして癌の場所が頭なので、治療のしようがないと言われてしまい、ただ悪くなっていくのを待つしかないとも言われました。
何よりもつらかったことは、愛犬本人が突然目が見えなくなり、顔の感覚もない、ごはんも食べれないということでパニック状態になったことです。
その後、家族で話し合った結果、このままMRIをやったところで治療はできないし、助けられないならMRIもやめようということになりました。
先生に愛犬が今後どうなるのか聞くと、あまりに腫瘍が大きくなるスピードが速すぎて・・・もっと腫瘍は大きくなって苦しくなるでしょうとの返事でした。
愛犬は恐怖からか夜も眠れず、吠え続けるようになり、何よりも出血がひどくなってきたこともあり、母親もこれ以上つらくて見ていられないと言われ、もう一度家族で話し合った結果、安楽死をお願いすることになりました。
その日は朝からすごく天気がよくて、気持ちの良い日で、私は最後に愛犬を抱っこして外に連れ出しました。
ありがとうねと何度も言ったのを覚えています。
病院では先生から抱っこしてあげてと言われ、薬の入った注射が打たれたあと、本当に安らかにすーっと眠るように私の腕の中で息を引き取りました。
私は今でも「殺してしまった」「助けてあげられなかった」という罪をずっと感じています。
愛犬はうちの子になって本当に幸せだったのだろうかといつも思うのです。
でもある本に「安楽死は飼い主からの最後のプレゼント」だということが書いてあり、私はそれを聞いてすごく心が軽くなりました。
涙がとまりませんでした。プレゼントだなんて言ってくれる人がいるんだと。
世の中には色々な意見があるとは思いますが、苦しみを少しでもとってあげることができるのなら、それも私は愛情だと思うのです。
一日でも長く生きてほしいと思うことは当然ですが、その一日一日が愛犬にとって苦しみでしかないのなら・・・
いつか天国でもう一度愛犬に会えるなら、謝りたい、そしていっぱい抱きしめたいですね。
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