愛犬が慢性白血病になって旅立つまで。【ペットの癌体験記】
老犬(ゴールデンレトリバー)のテリーが我が家にやってきたのはほんの数年前のことです。
元々知人の飼っていた犬なのですが、離婚したり海外に移住することになったりで飼うのが難しくなったからと譲り受けました。
ゴールデンレトリバーで、初めて会った時には慣れない様子でしたがすぐに打ち解けることが出来ました。
性格は温厚で友好的。賢いので、私が横になるとタオルケットをかけてくれたり。
10歳でもうおじいちゃんだったのですが、臆病なところもある子でした。
テリーは運動好きだったので毎日散歩をしていたのですが、我が家に来てから1ヶ月くらいすると段々と散歩を嫌がるようになってしまったんです。
もうおじいちゃんだから、歩くのが辛いのかなと勝手に判断をしてしまいました。
これが大きな間違いだったと今も後悔しています。
それから段々と食欲も減っていき、何だかぐったりとしていて苦しそう。
そこで、このタイミングでようやく動物病院に連れて行きました。
そこでわかったのが白血病でした。
幸いにも症状の強い急性白血病ではなく慢性白血病で、先生とも話し合いましたが副作用の強い治療ではなく、テリーが楽に過ごせることを一番に考えることに。
ある意味、とても良い先生に巡り合うことが出来て幸せだったのだと思います。
色々調べたのですが、やはり犬も抗がん剤の副作用が辛く、そのまま体が弱っていって死んでしまうケースも多いと知りました。
それよりは、少しでも楽に痛くなく余生を過ごしてほしいなと思ったのです。
この時テリーは11歳になっていましたから。もし若かったら何より命を優先していたのでしょうが、人間の勝手な行動で辛い思いをさせることにすごく違和感を感じてしまったのです。
幸い、テリーは治療のおかげでどんどん元気になっていきました。
白血病自体は進行しているはずなのですが、微熱もありませんでしたし散歩もまたお願いするように。
もちろん老犬なのでゆっくりではあるのですが、とても楽しそうでもありました。
この状態になっても、横になるとタオルケットを持ってきてくれたり。
後は、すごく甘えん坊になりました。
前はお兄ちゃんみたいな感じだったのですが、最後は弟のような感じに。
体調が悪い時にはスリスリと甘えてきて、撫でてほしいとおねだりしてきました。
撫でると痛みが少し楽になるらしく、そのまま眠ってしまうことも多かったです。
テリーの場合、やはり貧血がありました。
家からすぐ近くにある動物病院だったので、こまめに通って診て頂くようにしていました。
本当は少し遠いところに周りから勧められた動物病院があったのですが、私が運転免許を持っていなかったのですぐに行けるこちらの病院をかかりつけに。
でも、本当に親身になってくださいますし、テリーの状態が悪い時とかちょっと家まで見に来てくださることもありました。
本当にすごく良い先生だったと思います。
おかげで、最後は苦しまずに眠るように旅立ちました。
先生がおっしゃるには、症状も安定していましたし数値もわりと良かったので、白血病ではなく老衰だったみたいです。
知人から受け継いだ子ですが、元々の環境が良くなかったのか体は結構弱っていたのだとおっしゃっていました。
慢性白血病とはいえ、やはり治療をすればそれなりに体へのダメージがかかっていたでしょうから、もしかしたらもっと早く亡くなっていたかもしれません。
ただ、少しでも早く気付いてあげれば、それだけ痛みや苦しみを取る治療を早く始められたのにと家族全員後悔しています。
老犬だから仕方ない、ではなく老犬だからこそ定期的に病院に連れて行ってあげなければならないのですね。
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