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子宮頸ガンかも?婦人科検診の結果は・・・【体験ブログ】
妊活の為に婦人科検診したら・・・
私と子宮頸がんとの付き合いは、何の初期症状もありませんでしたが、年齢的にそろそろ受けた方がいいですよ~、という市の検診で、
「異常なし。1年ごとの検査をお勧めします」
という判定を受けた翌年からです。
今からちょうど5年前になります。
結婚し、晩婚だったので妊活をと訪れた婦人科の女医に、「まずはがん検診しておきましょうね」と言われ、特に気にも留めず、流れ的に受けたがん検診でした。
それから検診を受けた事も忘れていましたが、2週間後くらいにはがきが届きました。
そこには「病院を紹介しますので、精密検査を受けて下さい」の文字。
全く予想していなかったので相当にうろたえました。
これまで特に大きな病気をした事もなく、子宮頸がんについての知識も全くなかったので、たったそれだけの事で「死」まで意識したほどでした。
それから病院を紹介してもらい、受診するまでネットで検索しまくりでした。
でもその内容から徐々に落ち着きを取り戻せました。
どうやら私はガンではまだないらしい事。
ガンの一歩手前の高度異形成という状態が疑われている事。
それを判断するために組織診が必要な事。
組織診の結果如何によっては、数日の入院を要する手術が必要になる事、等が分かりました。
もともと楽観主義なので、まさか自分に手術が必要なわけがないと、この時も根拠なく思っていました。
組織診、私の場合はかなり痛みを伴い、本当に嫌なものでした。
でも、ネットで調べると、この組織診はある程度の組織を取るので、その時に異形細胞も一緒に取れてしまう事があるのだそうです。
そうなると、その後の細胞診(集団検診などで行われる簡単な検査)で異常がなくなるとの事でした。
私はやはり楽観的なので、もし結果が悪かったとしても自分もそうなる、と何となく思っていました。
でもその結果は私の期待を裏切りました。
私の異形細胞は、手術が必要なレベルだったのです。
せめてもの救いは、ガンではなかったという事と、子宮全摘はせず、円錐切除という手術で温存出来るという事でした。
入院も1週間程度で済み、私は何とかこの危機を乗り越えたと思っていました。
けれど私は、その円錐切除術の3年後再発し、さらにその時発見された時は異形成ではなく、0期の上皮内癌という事を告げられました。
実は、円錐切除術後の3年間、定期的に検査を受けてはいましたが、組織診の痛みが怖くて、それだけは拒否していたのです。
恐らく細胞診では判断できない部分で私のがん細胞は増殖していたのでしょう。
先生に怒られながら、その3年の間に何とか受けた2回目の組織診で0期のがんが発見されたのです。
その頃はもうほとんどの関連サイトは読み漁っていましたが、私自身の経験から、初期症状も検診結果もあてにならないというものでした。
ただ、ひとつ言える事は本当にこまめに検査をする事だと思いました。
検査は細胞を取る人によって、取る場所や取り方が違います。
その事が結果を左右しているようです。
ですので年に1回の検診は当たり前、くらいに思っていた方がいいと思いました。