アガリクス茶の効果・効能は?【ガン予防、治療におススメの飲み物】

インカの時代より「神のキノコ」とされていたアガリクス
アガリスク茶の原料であるアガリスクとは、希少な食用キノコであり、ブラジルのピエダーデ山地に自生しています。
アガリスクは他のキノコと違い、灼熱の太陽の下でしか育たないという不思議な特徴を持っていることから、インカの時代より「神のキノコ」として敬われており、栽培が困難で希少価値が高いことから「幻のキノコ」とも呼ばれています。
アガリスクという名称は、ヒメマツタケ、カワリハラタケ、ニセモリノカサといったハラタケ属に属するキノコの俗称であり、マッシュルームもこの中に含まれます。
よく知られている通り、キノコの栽培・成長には「菌」が関わっています。
そして、キノコはそれ自体が「菌類」であり、いわゆる健康作用を持っているとされるキノコも多岐にわたります。
アガリスクは約50年ほど前に原産地であるブラジルで発見されました。
その後、研究や実験が繰り返され、免疫作用、血糖値低下という効果を持つキノコであることが確認されたため、一気に注目されるようになりました。
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そして、このアガリスクには、ガン予防の効果もあるといわれているのです。
アガリスクには、β-グルカン、ペクチドグルカン、プロテオグリカン、核酸などの成分が含まれていますが、この中でβ-グルカンという成分が注目されています。
このβ-グルカンは多糖類であり、免疫活性効果や免疫を正常にする作用があり、これにより抗糖尿病効果やアレルギーの改善、肝機能向上や動脈硬化の予防といった効果が現れるといわれています。
そして、この免疫活性効果により、NK(ナチュラルキラー)細胞も活性化されることから、ガンを抑圧する働きもあるといわれているのです。
ガン細胞とは、自分の体の一部であった正常細胞が突然変異したものですが、このがん細胞は通常ですと免疫細胞が異物として認識し、排除されます。
しかし、ストレス、加齢、生活習慣等の要因によって免疫細胞が低下してしまうと、ガン細胞が見逃されてしまうようになります。
そうなると、ガンが進行してしまう結果になりますので、そうならないためには免疫細胞を活性化する必要があります。
そこで、アガリスクの免疫活性作用がガン予防に効果があるとして注目されているのです。
実際に、アガリスクのガン予防効果を確認するための実験も行われています。
その実験では、ガン細胞を移植されたマウスにアガリスクのエキスを与えたところ、ガン細胞の増殖を抑制したという実験結果がでたそうです。
このようにアガリスクにはガン予防効果があるとされていますが、キノコには「毒キノコ」と呼ばれるキノコも存在するので、100%安全とは言い切れない食材でもあります。
アガリスクにおいても、副作用として過去に肝機能障害を発症したという症例もあるそうです。
ただ、このような症例が発生したことにより、それ以来はデータの根拠等が徹底されるようになったようです。
そのため、アガリスクはそのようなデータの根拠等が示されるようになった、比較的新しいものほど安全であるといえる食材です。
したがって、アガリスク茶を飲むために原料となるアガリスクを購入する場合は、なるべく新しいものを購入するようにしましょう。
また、アガリスク茶を常飲する場合には、信頼できる会社が生産したアガリスク茶を選んで購入するようにしましょう。