陰茎癌

年間約35万人以上の日本人がガンで亡くなっています。

現在、日本国内において、がんによって年間約35万人以上の方が亡くなっており、日本人の死因の第1位となっています。
また、これから迎える超高齢化社会においては、がんを患う患者が今よりも増えることが予想されているため、、がんは今や特別な病気ではなく、誰にでも起こりうる病気としてとらえられるようになりました。

ただ、そんな中で、がんの予防法、治療法、診断法は、近年の医療技術の進歩によって大きく改善し、以前であれば亡くなられていたかもしれない多くの患者が、早期治療や早期発見によって助かるようになってきてもいます。

継続的に医療を受けている患者は、推定約150万人以上

このような状況の中、現在の日本では、がんにより継続的に医療を受けている患者は、推定約150万人以上とされており、これは、日本の人口を約1億2800万人とすると、日本人の100人に1人以上が、がんのために医療を必要としている状況であるといえます(平成20年の厚生労働省患者調査より)

今や、がんは日本国内でおいて、高血圧、歯の病気、糖尿病に次いで、4番目に多い病気となってしまいました。
しかも、このがんの患者数は年々増えている傾向にあり、人口の高齢化が進んだことによって、平成2年には約75万人であった患者数が、この20年で2倍になってしまっています。

「大腸がん」のがん患者数がランキング1位

このような日本国内のがん患者の中で、部位別に患者数を比較してみると、直腸がんと結腸がんを合わせた「大腸がん」のがん患者数が約23.5万人で最もおおくなっており、それに続いて、「胃がん」(約21.3万人)、「前立腺がん」(約18.3万人)、「乳がん」(約17.9万人)、「肺がん」(約13.1万人)、「肝臓がん」(約6.6万人)、「子宮がん」(約5.7万人)という順序となっています(同じ患者調査より)。

実に死亡者の3人に1人が癌で亡くなっている計算

前述したとおり、がんによる死亡者数は現在35万人を超えており、平成22年の人口動態統計の概況によると、平成22年の日本人総死亡者数は約119万人で、そのうちの約30%にあたる約35万人の死因が、がんによるものであり、実に死亡者の3人に1人ががんで亡くなっている計算になります。

ちなみに、死因の第2位以下は、心疾患(19万人:16%)、脳血管疾患と肺炎(12万人:10%)、老衰(4.5万人:4%)という順序となっており、この順位は性別に関係なく、男女とも同じものとなっています。この死因第1位であるがんのなかで、部位別の順位をみてみると、第1位が「肺がん」(約20%)、第2位が「胃がん」(約14%)、第3位が「大腸がん」(約13%)、第4位が「肝臓がん」(約9%)、第5位が「すい臓がん」(約8%)という順序となっています(同じ人口動態統計データより)。

これらの順位より、がんによっては患者数が多く、罹患率が高いにもかかわらず、死亡率でみると比較的低くなっているがんもあれば、患者数が比較的少ないのに死亡率が高くなってしまっているがんがあるということがわかります。
そこで、がんと診断されてから、どれだけ治療で治癒させることができるかという、予後を表す指標として生存率という指標があり、一般的に5年相対生存率という指標を用いることが多くなっています。

例えば「大腸がん」は患者数が多いですが、5年相対生存率は約70%近くあり、約40%くらいである「肺がん」より、治療が簡単で生存率が高くなり、死亡者数としては「肺がん」より少ないという結果となったと考えられます。

ただ、この5年相対生存率という指標は、あくまでも集団としてのがん全体を、統計的にみる指標となっていますので、個々のそれぞれのがんのケースにおいて、そのがんの進行度や合併症の有無、患者の年齢等の様々な要因によって、その生存率は変化していくので、注意が必要です。

がんの罹患率がここ20年で男女ともに増加している原因としては、人口の高齢化、食生活の欧米化、診断技術の進歩によってがんを早期に発見できるようになった、等の原因が考えられています。
これから超高齢化社会を迎えるにあたり、増加傾向は続くと考えられているため、食生活の見直しや、検診等を定期的に必ず受けるようにしたりして、がんの予防を心がけて生活していくようにしましょう。




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