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ストレスなどによりこの免疫の仕組みが正しく働かないことがある

細菌やウイルスなどの病原体や、がんから私たちの体を守る防御能力のことを免疫力といいます。

私たちの周りには、細菌やウイルスが多数存在し、これらが体内に入ってくることで感染症にかかってしまうのですが、この病原体の感染から体を守る仕組みが免疫です。

しかし、現代人の生活においては、ストレスなどによりこの免疫の仕組みが正しく働かないことがあるようです。

>>【まとめ】免疫力を上げる方法は?【一覧】

ストレスが免疫力の低下を及ぼす過程で、私たちの体では自律神経の乱れが起こっています。

私たちの脳は体の健康を保つために様々な仕組みを持っているのですが、自律神経もその働きの1つとなっています。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」という2つの働きを持っています。
交感神経とは、緊張状態のときに優位に働く神経であり、主に日中に働いています。

例えば、様々な危険に素早く対応したり、仕事や対人関係をテキパキこなしたりというときに交感神経は働いています。

その一方で、副交感神経は主に夜間に働く神経です。

副交感神経は仕事を忘れてのんびり過ごしているときや、しっかりと熟睡している時などに働いています。
また、おやつを食べているとき、食事をしているとき、趣味を楽しんでいるときなどは、日中であっても自動的に副交感神経に切り替わります。

これにより、交感神経と副交感神経のバランスがほどよく保たれています。

つまり、私たちは生活の中で、仕事、食事、休憩、趣味、睡眠をうまく組み合わせ、健康を維持する生活リズムを習慣化しているのです。

ストレスが長期に渡るものであれば健康な生活リズムが壊れてしまいます。

しかし、重いストレスを一時期であっても抱えてしまったり、また軽いストレスであってもそのストレスが長期に渡るものであれば健康な生活リズムが壊れてしまいます。

すると、緊張したままの状態が続くため、交感神経から副交感神経への切り替えが簡単には行われない状態になってしまうのです。

このような状態になると、脈が早くなったり、血圧が上がったり、血糖が上がったりして、よく眠れない日々が続くようになります。
そして、熟睡できないと、交感神経が緊張したまま翌朝を迎えますので、睡眠時間は足りていても疲れが残っている状態となります。

こうなってしまうと、交感神経と副交感神経の自然なバランスが取り戻せなくなるという悪循環に陥りますが、このことを自律神経の乱れと呼んでいます。

自律神経の乱れが起こることで、体内では免疫力が低下していく

このように自律神経の乱れが起こることで、体内では免疫力が低下していくのですが、その原因はホルモンにあります。
人間は交感神経が緊張した場合、この状態に対応するため様々なホルモンを分泌するのですが、その代表的なものはノルアドレナリン、アドレナリン、コルチゾールなどです。

これらはストレスホルモンと呼ばれており、私たちの体は、ストレスを感じたときに分泌されるこのストレスホルモンによって、ストレスに対抗することができています。

しかし、交感神経が緊張状態のままとなると、このストレスホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
そして、過剰に分泌されたストレスホルモンの作用によって、免疫力の低下が引き起こされているのです。

現代の生活においては、日々のストレスを避ける生活を送ることは難しいとされています。

ただ、責任感が強く、自分自身を追い込んでしまう、真面目な人はよりストレスを抱えやすいため、長生きできない傾向にあるそうです。

そのため、能天気で少し図太いくらいの人の方がストレスを感じにくいため、免疫力を保つことができるので、長生きできるのではと思われます。

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