愛猫が癌に。早くに避妊手術すべきでした。【ペットの癌体験記】
13歳で亡くなったちゃーは、私が小学校3年生の頃拾ってきた捨て猫でした。
元々動物が大好きで、近所の友達から「あんたの家なら飼えるんじゃない?」そう言われ、学校からの帰り道、私たちの後ろからついて来るちゃーを自宅へ連れ帰り、親に文句を言われながらもかわいがられる猫に成長していきました。
ちゃーががんになったのは、何度も出産を繰り返し高齢猫になった13歳の頃です。
私の地元は田舎だったこともあり、今なら常識である飼い猫の避妊もしている家は少なく、うちの家もちゃーに手術をすることなく何度も出産し、そのたびにもらい先を探していましたが、ちゃーが身体に欠損のある子猫を生むようになった頃、ちゃーの胸が腫れ始め、乳頭部分から汁が出るようになり始めました。
最初は小粒の梅干程度の大きさだったのが、いつの間にかビー玉大にまで膨れ上がったのを見た母親がようやく動物病院へ連れて行ってくれ、まず1回目の手術を受けることができました。
一度に右側のおっぱいを全部取ってもらったものの、多分左側の胸にもガンは転移しているだろうと言われていたので覚悟はしていましたが、半年後再び腫瘍ができた時にはもう手術をしても高齢なため耐えられないかもしれないと言われ、自宅でケアしながら最後を看取ることになりました。
手術をしても高齢なため耐えられないかもしれないと言われて。
私はガンは切ってしまえば治ると思い込んでいた私は、きれいに縫い合わされたちゃーを見た私はショックのあまり、自分の認識の甘さを呪いました。
のちにインターネットを始めた後、ちゃーのガンについて調べたのですが、発情期になる前に卵巣を摘出すると発ガン率が1/7になること、乳腺炎でもガンになる可能性があるほか、原因不明な場合もあるなど、どんな猫でもガンになる可能性があるとのことでした。
ちゃーは私が初めて拾ってきた猫であり、夫婦共働きだった両親の帰りを一緒に待ってくれたりと、ペットであり友達でもある存在でした。
亡くなる3ヶ月前からはずっと玄関に置かれたダンボール箱の中で過ごしていました。
しかも近所の縄張りを仕切っている姉さん肌の猫だったこともあり、周囲のメス猫とも上手く付き合っている頭の良い子でしたから、ガンが大きくなっても泣くことなくじっと耐え続け、亡くなる3ヶ月前からはずっと玄関に置かれたダンボール箱の中で過ごしていました。
私は寝る前にうずくまって眠っているちゃーの頭をなでて就寝するのが習慣になっていましたが、ある日ちゃーの胸がまるでざくろのようにはじけ、分泌液が傷口から出てくるようになり始めると、一日の大半を寝て過ごすようになっていき、起きている時間の方が短くなっていったのです。
亡くなる1週間前には私の問いかけに、うとうとしながらも弱弱しい鳴き声を出す程度の反応しか見せないようになり、死期の近さを感じるたびに自分の認識の甘さに涙が出たのを覚えています。
とうとうちゃーは息を引き取りました。
とうとうちゃーの最後の日、よたよたした足取りでお気に入りのつばきの木の下へ行くと倒れるように座り込んだので、私はちゃーの手をただじっとにぎり続け、太陽の光に焼かれながら、ちゃーの心臓が弱々しくなっていくのをただ見ていることしかできないもどかしさにさいなまれながら、3時間程度その場に留まり続け、とうとうちゃーは息を引き取りました。
以前にも我が家に猫がいた事はありましたが、家族に全くなつかず半ノラ状態の猫ばかりでしたので、すりよってきてはご飯をねだるちゃーは本当にかわいく、今でももっと早くに避妊手術をしてあげるべきだったと後悔しています。
現在自宅で飼っているネコは、ちゃーの教訓を活かし生9ヶ月で避妊手術をしていますが、今でもガンにならないか不安もちょっぴり抱えています。
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