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治癒が非常に困難なすい臓がん

すい臓に発生するがんを「すい臓がん」と呼んでいますが、このがんは「難治性のがん」として有名であり、「がんの王様」という別名までついています。
日本では年間約3万8,000人が「すい臓がん」にかかっており、そのうち、年間約3万2,000人が亡くなっていることから、新たに「すい臓がん」にかかる罹患者数と「すい臓がん」による死亡者数にあまり差がないということがいえます。

大腸がんや胃がん等の他のがんであれば、年間の罹患者数の約1/2程度が死亡者数になるので、前述のように年間の罹患者数と死亡者数が同じくらいの数になってしまう「すい臓がん」は、治癒が非常に困難ながんであるということを示しています。

「すい臓がん」には、手術によってがんの病巣部位と周囲のリンパ節を切除する以外に有効な治療法がまだ確立されてなく、再発もしやすいという性質から、死亡率が非常に高くなっていると思われます。

「すい臓がん」は、初期の段階ではほとんど自覚症状が無く、「すい臓がん」特有の症状もありません。

また、何か症状があっても、軽度のものであることが多く、一時的に出て、しばらくすると症状が無くなってしまうものもあります。
したがって、身体の調子の微妙な変化にも気づくことができるように、日頃から注意しておく必要があります。

「すい臓がん」で比較的早い段階からあらわれることがある症状としては、食欲が落ちた気がする、なんとなく胃がすっきりしない、といった「不定愁訴」と呼ばれるものがあります。

ただ、漫然とした症状ですし、「すい臓がん」だけに見られる症状でもないため、それほど深刻に受け止められず、がんの早期発見まではつながらないというケースもおおくなっています。

また、「胃やみぞおちの周囲の違和感」という症状も「すい臓がん」の初期ではあらわれることがある症状です。これも、はっきりといた自覚症状といえるほどの症状ではありませんが、「すい臓がん」は50歳代以上くらいの高齢の男性がかかりやすいという特徴があるため、該当する方で「胃やみぞおちの周囲の違和感」が長引いている場合は、念のために専門の医療機関を受診するようにしましょう。

また、「すい臓がん」がある程度進行すると、「黄疸」や「体重減少」等の全身症状が現れてきます。

すい臓の膵頭部にがんが発生すると、がんの腫瘍が小さくても胆管が圧迫されるので、その影響によって胆汁の流れが悪くなり、「黄疸」が出現してきます。
皮膚や白目の部分が黄色くなる、尿の色が濃くなるといった症状が現れてきたら、速やかに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

このように、「すい臓がん」の初期症状は極めて少ないので、これらの症状のみでがんを早期発見するのは、ほぼ不可能となってしまっており、実際にごく初期である「ステージ0」の状態で、「すい臓がん」が発見される患者はごく稀で、奇跡的と考えられているほどとなっています。

50歳を過ぎたら「すい臓がん」の検査を実施している人間ドック等を受けるようにしましょう。

したがって、定期的な検査を受ける必要がありますが、今のところ、自治体では「すい臓がん」の検診は行われていないようです。

そのため、50歳を過ぎたら「すい臓がん」の検査を実施している人間ドック等を受けるようにしましょう。

また、家族に「すい臓がん」を患った方がいたり、糖尿病を患っている方等の、「すい臓がん」発症のリスクが高い人は、必ず年に1回は検査を受けることをおすすめします。




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