星野仙一 すい臓癌

球界を代表する野球監督星野仙一さん(70歳)がすい臓癌で死去

現役時代は中日のエースとして活躍し、引退後は中日ドラゴンズ、阪神タイガース、楽天イーグルスの監督を歴任し、球界屈指の名監督として名をはせた楽天の星野仙一球団副会長である星野仙一さんが2018年1月4日に死去されていたそうです。

現役時代から闘志むき出しの「熱男」として、常に球界を支えてきた方がいなくなり、野球界の方々やファンの方々の間では悲しみが広がっています。

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星野仙一さんの経歴・芸歴は?

1947年生まれの星野仙一さん。
21歳の時にドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。
22歳で8勝9敗 防御率3.12
23歳で10勝14敗  防御率3.64

というルーキーとしては非常に良い滑り出しを果たします。

そこから35歳までずっと第一線で活躍されました。

しかし、監督になってさらに才能が開花。

そう、正直言うと上記レベルの優秀な選手は結構います。
そんな中、星野仙一さんが球界の歴史を築いたといえるのが素晴らしい監督成績でしょう。

中日ドラゴンズ、阪神タイガース、楽天イーグルスの監督を歴任し優勝を4回経験されているのです。
しかも凄いのは中日ドラゴンズの監督時代を2期に分けて(87-91年,96-01年)、阪神タイガース(02-03年)、楽天イーグルス(11-14年)の全監督シーズンで必ず優勝しているんです・・・まさに名将ですね。

2016年7月に急性膵炎発症し、すい臓がんが発覚。

監督業を引退された後、テレビ解説等の仕事をされていた星野仙一さん。
度々身体を壊していたこともあったそうですが、ついに2016年7月に急性膵炎発症を発症されてしまいます。

さらに、その急性膵炎をきっかけにすい臓がんが発覚してしまったのです。

すい臓癌とは?

悪性度が高くて「癌の王様」と呼ばれるのが「すい臓癌」と言われています。

日本での「すい臓癌」の死亡者数は年々増加しており、男女全体で肺癌、胃癌、大腸癌に次いで第4位の臓器別癌死亡者数となっています。

「すい臓癌」は、癌の進行の速さとは対照的に、初期段階での症状がほとんど現れない癌のため、比較的早期に「すい臓癌」が発見された患者でも、そのうちの2割ほどの患者は、まったく自覚症状が無かったという調査報告もされています。

初期症状を強いてあげるとすると、「なんとなく胃がすっきりしない」、「背中に違和感がある」程度であり、これらは「すい臓癌」特有の症状でもないため、見過ごされてしまうこともほとんどとなっています。

>>「すい臓癌(がん)とは?特徴や症状は?」

というのがすい臓がんの特徴です。
すい臓癌は発見しずらいという特徴があるため、急性膵炎を発症するまで発見できなかったのかもしれません。

すい臓癌発見後も闘病を続けてきましたが、2017年12月末より病状が悪化し、息を引き取られたそうです。

「野球への恩返しの意味でも自分の思いや考えを若い人につないでいきたい」

と最後まで若手の育成、野球というスポーツの素晴らしさを伝える活動に純力されていたそうです。

あの熱い星野仙一さんをテレビで見られなくなるのはとっても寂しいですよね。

心からお悔やみ申し上げます。

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