ローヤルゼリーの効果・効能は?【癌に効く成分・サプリメント】
別名では王乳とも呼ばれている驚異の栄養食「ローヤルゼリー」
「ローヤルゼリー」は、ミツバチの若い雌の咽頭線から分泌されるクリーム色の物質であり、別名では王乳とも呼ばれている驚異の栄養食です。
「ローヤルゼリー」には、約100種類もの成分がバランスよく含まれており、自然界の中で、最も豊富に栄養を含む食品といっても過言ではありません。
「ローヤルゼリー」は、ミツバチが作り出す成分ですが、ふつうの働き蜂は食べることができず、1日に何千という卵を産まなくてはいけない女王蜂のみが食べられるものであり、女王蜂は一生涯にわたって「ローヤルゼリー」を食べ続けます。
女王蜂は「ローヤルゼリー」を食べ続けることによって、他の蜂より約40倍も長生きし、身体も大きく育ちます。
癌の闘病中に最適な栄養補給
「ローヤルゼリー」には、人間の体内で作ることのできない必須アミノ酸をはじめ、上質なたんぱく質を豊富に摂取できるという特徴がありますが、含有されているのはたんぱく質だけではありません。
この他にも、ミネラルやビタミンがバランスよく含まれており、その中でも特にビタミンB群が豊富に含まれています。
ビタミンB群は造血や新陳代謝、老化防止等の様々な働きを担当している成分であり、「ローヤルゼリー」には、その中でも特にパントテン酸が豊富にふくまれています。
また、ミネラルに関しても、日頃の生活でついつい不足してしまいがちな、カルシウムやマグネシウムをはじめ、鉄、リン、亜鉛等の栄養素が含まれています。
さらに、「デセン酸」という「ローヤルゼリー」にしか含まれない成分もあります。
「デセン酸」は強力な抗酸化力を持ち、抵抗力アップや殺菌効果があり、アンチエイジングへの効果も期待できる成分です。
そして、この「ローヤルゼリー」特有の成分である「デセン酸」には、がんを抑制する効果があるといわれています。
「デセン酸」は不飽和脂肪酸の一種であり、正式名称を10-ハイドロキシ-δ-2デセン酸といい、自律神経失調症や更年期障害に効果があり、肌荒れの改善にも効くとされている成分です。
この「デセン酸」が、現在、がん細胞の増殖の抑制成分としての研究が進められているところであり、その研究の成果に期待が集まっています。
また、「デセン酸」には、非常に優れた抗菌力と殺菌作用があるため、免疫力アップの効果が期待できます。
したがって、体力が落ちたり、老化やストレスなどが引き金となって、自然治癒力がダウンしている、女性の更年期や、病中病後、高齢の方は「ローヤルゼリー」を摂取するのが効果的となります。
その他、「ローヤルゼリー」には、免疫力を高めてくれる「リジン」、肝臓の解毒作用を高めてくれる「メチオニン」、体力回復の作用がある「バリン」、神経伝達物質が含まれている「アセチルコリン」、脂肪肝を防ぐ作用がある「イノシトール」等の健康に良い成分が豊富に含まれています。
健康増進効果が非常に高い「ローヤルゼリー」ですが念のため注意事項も。
そんな、健康増進効果が非常に高い「ローヤルゼリー」ですが、食品アレルギー等を持っている方においては、前述した「デセン酸」等の成分の影響で、副作用が発生する可能性があります。
したがって、今までに「ローヤルゼリー」を食べた経験のない方は、最初は医師に相談してから摂取するのが良いと思います。
その他には、稀なケースとして、前述の「デセン酸」が女性ホルモン作用を持っていることから、男性が摂取すると胸が出てくるということがあるようです。
「ローヤルゼリー」自体の女性ホルモン作用はそれほど強くはないのですが、ある程度の力はあるので、このような副作用が出ることがあるようで、これは不可逆反応であるため、一度出た胸はもとには戻らないため、注意が必要です。
また、女性ホルモン作用のある物質を、男性が大量に摂取した場合、睾丸で作られる精子と、精子を作り出す細胞が破壊されるという副作用もあります。
ただ、これらの副作用は、さらに稀なものであり、通常の生活に影響を及ぼすようなものではなく、影響力は小さくなっています。
このように、アレルギーを持っている方以外では、「ローヤルゼリー」による副作用はほとんど心配ないといって良いと思います。
「ローヤルゼリー」は、抗がん化作用が高いうえに副作用の心配がないとなると、これからさらに注目をされていくのは間違いがないでしょう。
「ローヤルゼリー」を飲んでいるだけで、世界中の人が恐れているがんにはかからず、いくつになっても健康で長生きのできる体作りができるようになっていくというのも夢ではないかもしれません。