癌 体験記 ブログ

母親が平成21年6月より強皮症の羅漢して大学病院外来に通院しておりました。

7月から体重減少と咳が止まらず母親は風邪かと思い家の近所の病院に通っていましたが、なかなか咳が止まらず9月に強皮症で通っている病院の外来で胸部レントゲン撮影をしてもらい、担当医に「軽い肺炎を起こしてるかもしれないのでなるべく安静にしてるように」言われました。

そこから薬を処方されて服薬しながら様子をみてたのですが、10月に入って喘鳴がしてきたのでおかしいと思いまた病院へ行き胸部レントゲン撮影をしてもらったら【胸水・肺門部腫瘍】がみとめられた為に、気管支鏡検査が施行された。

その結果【肺小細胞癌】と診断されて家族の私が病院の先生から連絡があり病院に呼び出されました。

先生の説明だと「肺の癌にも腺癌・扁平上皮癌・大細胞癌・小細胞癌とあり、腺癌と扁平上皮癌と大細胞癌は平均余命6ヶ月で治療して1年?1年半ですがお母様の癌はステージ4で非常に悪性度が高くて、進行が早いのが特徴です。このまま治療をしなければ余命13週で治療をすれば1年前後延命出来ます。」

と宣告されて物凄いショックとこれからどのように母親を支えていけば良いのだろう?いつわかれが来るんだろうと底知れぬ不安が襲ってきました。

病院のベッドの空き待ちもあり11月に入って入院して平成22年3月迄化学療法を受けその後退院しました。

退院する前に母親の担当医から「服薬する抗がん剤があるんですがその薬を服用する場合病院で一度服薬してもらい経過観察をしないといけないので退院が延びるのと、その薬を服薬すると再度悪化して入院した時に点滴の薬が組み合わせ上効かなくなる場合があるのですが、飲み薬を服薬してると倦怠感や多少の副作用も有りますが癌の進行を遅らせる可能性もあるがどうしますか?」と先生に聞かれました。

そのことを母親に相談したら、母親の決断は倦怠感で具合が悪くなるのが嫌だと言う事で飲むお薬は服薬しないということで退院し外来通院をしておりました。

平成22年12月に【転移性の脳腫瘍】がみとめられ再入院をして頭の放射線治療と化学療法を受けて平成23年8月に退院して外来通院で化学療法を受けておりましたが、歩行が困難になった為病院に行きましたら、脳腫瘍が悪化していてそのまま3度目の入院をする事になりました。

入院後も化学療法を継続していたのですが、徐々に全身状態不良になり平成24年1月16日頃より意識状態が低下して昏睡状態に陥り1月29日に逝去しました。

少しでも自分に悔いが残らないように母の入院中は時間が有れば出来るだけ病院に通い面会開始時間から終了時間迄一緒に過ごすようにしていましたが、やはり悔いは残りました。

母親が旅立った後ももっと何かしてあげられる事が有ったのではないか?
もっと自分が早い段階で癌に気付いてあげられたらよかったのではないか?

セカンドオピニオンもすれば良かったのではないのか?と色々と悔いが残って仕方ありませんでした。




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