肺癌ステージ2が発覚。告知から手術、その後。【体験ブログ】
私は3年前に肺癌になった事があります。
最初は自覚症状が無かったのですが、だんだんと胸部の辺りが痛み出して自分では咳もでていたので、ただの風邪だと思い数日すれば症状も治まってくるだろうと思っていたのです。
そのまま数日間普通に生活していたのですが、症状は一向に治まる気配もなく悪化するばかりで、私は一度病院に行く必要があると感じ病院に検査に行く事にしたのです。
病院の検査では、血液検査、レントゲン検査、尿検査を行い後日の結果を待つことにしたのです。
後日病院の結果が出て大学病院に行くように勧められ大学病院に行ったのです。
大学病院での検査は詳しく見る為にCT検査を行い、正式に肺癌であることを告知されたのです。
この時には私は入院しており、先ずは両親が告知を聞き、即日に両親と看護師と医師が集まりその中で私は自分が肺癌である事を告知されたのです。
入院中にはタンから血も出ており胸部の痛みに関しましても、更に悪化していたので重い病気ではないかと自分では思っていたのですが、肺癌と聞いて、自分は身体が震えて頭が真っ白になってしまったのです。
肺癌と告知される時に関しましては、いきなり言われるのではなく検査結果について、一つ一つわかりやすく説明があり、その結果を含め最終的に肺癌であることを告知されました。
私の肺癌はステージ2であったので手術を行えば完全に取り切れる状態だったので良かったですが、これがステージ4であった場合は自分はどうなっているのかも考えたりしたのです。
告知後にもかなりの不安がありました。
もし手術で胸部を開けてみたら癌が広がっており取り切れない場合は自分はどうなるのだろうと考えたりもし、告知後3日間は食事も食べないで誰とも話をせず、病院のベッドにこもる事が続いたのです。
そんな私を看護師や両親が心配し再度話があり、手術には最善を尽くすし癌が広がっていても他の治療もあるので、必ず完治させるとの説得が医師からも説明があったのでこの説得を受け私も前向きに考えるようになったのです。
手術は告知後1週間後に行われたのですが、前日にもCT検査がありこの中で医師から完全に取り切れる癌だから、安心してくださいとの励ましの言葉もあったのです。
私は手術前日には、初めての手術であることもあり身体は震えていましたし、手術が成功しなかった時の事も考えてしまったり、手術中に失敗し最悪の事も考えてしまったのです。
手術前日には眠れないこともあり、友人や両親に最悪の事も考え手紙を書いて過ごしていたのです。
手術当日になり私は看護師に別の治療を出来ないかと聞き手術を拒否してしまったのですが、医師や家族の説得を聞き入れ私は手術する事になったのです。
手術室に入り直ぐに麻酔をかけられいつの間にか眠ってしまい、目を覚ました時には目が回って、周りには家族や親戚の方がいて自分は一瞬天国かと思い両親に話しかけられ、手術が無事に終わったことに気づいたのです。
直ぐに医師も来て手術中について説明があり無事に癌が取りきれたことを言われ安心したのです。
退院してからは、暫く再発について心配になってしまい恐怖感を覚えてしまったのですが、病院でのカウンセリング等のおかげで現在はそういった心配もなく生活をしています。
また、今回は肺癌を経験して自分は喫煙もしていないので、肺癌とは無縁だとも思っていたのですが、食生活や健康管理によって誰もが癌になる可能性がある現実を知り、現在では食生活や健康管理に十分に注意しながら生活をしています。