初期の進行性乳がん発覚。放射線治療後、ホルモン療法中です。【体験ブログ】
左側に肩こりのような痛みが続いていました。
そのうちに左側の胸に突っ張る感じがして、突っ張り感がとれないのでどうもおかしいと思い乳がん検診を受けてみました。
すると、先生から「専門の先生にもう一度みてもらった方がいい」と言われ、後日乳腺外科の専門の先生の検査を受けました。
その時に先生から乳がんの可能性があるから生検を行うと細胞を採取されました。
生検の結果が出るまで1週間掛かり、1週間後に病院から電話が掛かり「ご家族の方とご一緒に病院に来て下さい」と告げられガンであることを自分で察しました。
主人と後日病院に行くと「進行性乳がん」の初期の状態であることを告げられ、乳房を残す温存手術を勧められました。
それまでパートで働いていましたが、長期間休むことが出来ないのでパートを辞めました。
自分の中で迷っても仕方ないと思いその場で手術に承諾して1週間後に、乳房を温存する手術を受けました。
手術は予定したよりガンに広がりがあり、切除する部分は広がりましたが、無事に終了しました。
手術後に、落ち込んだ姿を見せると先生から「ガンから逃げるな」と何度も言われてその言葉が励みになりました。
検査のためリンパ節を少し取ったので、手術後は左側の腕が前のように上がらなくなってしまいました。
病院でも腕が上がるようになるためのリハビリは行いましたが、家に帰っても毎日自宅でリハビリを行いました。
退院後は、放射線治療を1ヶ月続けましたが、毎日病院に行って放射線治療を受けるのがとても苦痛でした。
放射線治療は、上りにくい腕を上にあげてから行わなければいけないので、腕を上げるにに毎回痛みを感じていました。
また放射線治療後に来る身体のだるさも、私にとってはとても苦痛で治療が終わって家に帰ると動けなくなってしまうこともありました。
放射線治療が終了後に今度は、ホルモン療法が始まりました。
ホルモン療法は薬を飲むだけなので、大丈夫だと思っていましたが副作用が出て来ました。
最初の1ヶ月ぐらいは、味覚障害が出て来て今まで美味しいと感じていた食べ物が美味しくなく感じるようになって来ました。
味覚障害が治まって来たと思ったら血圧が高くなり、時々ふらっとすることも起こるようになりました。
まだ薬を飲み始めて、9ヶ月なので薬に慣れていない面もあり時々気分が悪くなったりします。
ホルモン療法でこんなに、副作用が出るとは思っていなかったのでたまにへこんでしまうこともあります。
しかし主治医に相談すると「生きている」ことの大切さを言われるので、仕方がない受け入れるしかないことだとは思うようになしました。
寛解まで10年と言われておりこのホルモン療法は5年行わなければなりません
乳がんの手術をしてちょうど1年になりますが、いまだに手術した左側に痛みがあり放射線治療のため、皮膚はやけどのような状態になっているので、保湿剤を付けています。
乳がんは、寛解まで10年と言われておりこのホルモン療法は5年行わなければ行けません。
ホルモン療法の副作用を抑えるために、今は漢方薬などを飲んでいますがそれでもやはり体調の悪い日が時々あります。
それでも、今生きていることが幸せなんだと時間の経過とともに思うことが出来るようになりました。
寛解目指して頑張って治療を行って行きます。