乳がん発覚。放射線治療をしました。【体験ブログ】
乳がんが発症して3年目を迎えようとしています。
忘れもしません、12月22日の夜に胸に痒みがあり、掻いた所 何やらコリッと手に触れました。
肉まんの中に梅干しの種が埋まっているような感触でした。
一瞬で乳がんという言葉が頭を過り、ネットでシコリに対する病気を調べました。
シコリが動くか動かないかなど色々書かれていましたが、素人の私には何度触ってもさっぱり分からず、23日は祝日の為開院していなかったので、24日に不安を隠せないまま一人で病院に行きました。
お決まりのマンモグラフィーから始まってエコー、組織検査まで何度となく違ってほしいと願いながら、淡々と検査を行ってから医師の診察でした。
「今日はお一人ですか。」の言葉は、がんだと決定つけるには十分でしたが、医師は乳がんの疑いがあるの一点張りで、なかなか告知しないのです。
でも、私のカルテにはしっかり乳腺管癌とはっきり書かれているのが見えたので、「疑いがあるのはわかりました。良性の可能性もあるのですか。」と聞いた所、やっと「乳がんです。」と告知してくれました。
そこからは、治療の方法など手術をするまでの2か月はMRやらCTやら検査漬けでした。
私は、がんのあった場所が良かったのか温存手術ができました。
乳がんに対する知識も無かったので、温存とは言っても大きくえぐれる事を想像していましたが、脇に傷が薄らと残っている程度で正面から見ると全く手術したことが分からない程綺麗にしてもらえました。
しかし、摘出したがんを検査したところ、念のため抗がん剤と放射線はした方が良いと言うことでした。
療に関する副作用や治療の方法など丁寧に説明してくれた医師
医師も強く治療を勧めるというよりは、患者さんの意思を尊重するようで、治療に関する副作用や治療の方法など丁寧に説明してくれたので、抗がん剤はやらないに越したことはないと思いながらも、腹はくくれたように思います。
抗がん剤治療は、倦怠感や味覚障害・脱毛などの副作用はありましたが、同じ患者さんの話を聞くと私の症状は、かなりかるかったらしく、私は抗がん剤の治療中 会社を休むことはありませんでした。
放射線も放射が当たった所が痒くなったり、変色することも無かったのですが、放射を当てる場所をマジックで身体に書くので、お風呂の度に消えないように気を付けなければならなかったのは、ちょっとしたことではあるのですがストレスでした。
今も再発・転移の不安はつきませんが、今は元気に過ごせている事に幸せを感じています。