メシマコブ茶の効果・効能は?【ガン予防、治療におススメの飲み物】
海外ではガン治療を助ける医薬品としての利用も進むメシマコブ
メシマコブ茶の原料であるメシマコブとは、多年生のキノコであり、担子菌菌類ヒダナシタケ目タバコウロコタケ科キコブタケ属に分類されていて、その学名はフェリウス・リンテウスといいます。
メシマコブは日本において、長崎県にある女島(めしま)という島が主な産地でした。
また、メシマコブは桑の木にコブのように生えており、このことと産地の名称にちなんでメシマコブと名付けられました。
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「幻のキノコ」と呼ばれるメシマコブ
メシマコブは日本が原産地であったのですが、桑の木のある畑が激減してこのメシマコブが生える場所がほとんど無くなったこと、原生林がほぼ無くなったこと等の要因から、天然のメシマコブを収穫することが不可能といわれるほどの状況となっています。
また、メシマコブは前述の通り、多年生のキノコですが、十分なサイズといえるほどに成長するまでには約10年の期間がかかるとされています。
そのため、メシマコブを人工的に生育して多くの収穫量を安定して確保するという事も困難であるといわれてきました。
このように、メシマコブは人の手によって作り出すことが困難で、天然のメシマコブが自生する場所も無いということから「幻のキノコ」と呼ばれるようになりました。
ただ、現在では、バイオ技術を駆使したメシマコブの製法が確立されています。
そのため、多くのメシマコブを培養することが可能となっているのです。
抗がん作用に対する実験を通して、延命効果があることが確認されています。
このようなメシマコブには、ガンを予防する効果があるとされており、実際に海外ではガン治療を助ける医薬品としての利用も進んでいます。
メシマコブには抗がん作用があるのですが、まず、マウスや数多くのキノコなどによる抗がん作用に対する実験を通して、延命効果があることが確認されています。
その実験例では、ガン細胞を移植したマウスのうち、メシマコブを投与したマウスの方が、メシマコブを投与しなかったマウスより10日間ほど長生きしたという結果が出ています。
また、ガン治療後の再発や転移などの抑制効果についても、メシマコブは好結果を出しています。
その実験例では、メシマコブを投与したマウスにおいては、約74%の確率でガンの肺への転移を抑制できており、また、頭痛や吐き気などといった抗がん剤の副作用を抑制するという効果も確認されています。
そのため、メシマコブを投与したマウスでは、抗がん剤による健全な細胞へのダメージが少なることが実証されています。
更にメシマコブにはβ-グルカンという成分が含まれています。
また、メシマコブにはβ-グルカンという成分が含まれているのですが、この成分は突出した抗腫瘍作用を持っています。
β-グルカンは、ガンを攻撃する免疫細胞に働きかけて、ガン細胞を弱体化させ、ガン細胞の増殖を抑制するので、抗がん剤と併用すると治験成績がよくなるということが確認されています。
さらに、メシマコブには、発ガン予防効果もあるといわれているのです。
このように、メシマコブはガンの予防、治療時、治療後といった全ての段階においてその効果が認められている食材だといえます。
したがって、ガンの比率が比較的高いといわれている日本人にとっては理想的な食材といえるのではないでしょうか。
また、このメシマコブを抽出したメシマコブ茶にはカフェインが含まれていません。
そのため、寝る前などでも安心して飲めるので、ガンが心配という方は毎日飲用する習慣付けをしてみてはいかがでしょうか。