胃癌発覚した父。抗がん剤の投与と手術。【体験ブログ】
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私の父は15年前に胃ガンでこの世を去りました。
66才という若さでした。
病院が嫌いな父でしたから異変に気付いた時には手遅れでした。
かかりつけの内科の病院で便が出ないと相談して検査をしてもらい胃ガンである事がわかったのです。
大きな病院に紹介状を書いてもらい検査をしてもらい、開けてみないと分からないと言われて手術をしてもらう事になりました。
胃だけでは無くて膵臓のほうにも癌が移転
中を開けて見て、どうにもならないなら便が出てご飯が食べれるようにはしますが、それ以上の事はしないようにしますと言われて納得しました。
手術の日は朝から付き添いで病院に行きました。
手術が始まり一時間くらい経ってから先生が手術室から出て来られて、説明を受けました。
どうも癌の進み具合いが早くて胃だけでは無くて膵臓のほうにも癌が移転してるみたいなのでと説明を受けました。
かなりショックでしたが仕方がありません。
先生の言われるように従いました。
手術は終わり父には大丈夫と伝えて胃ガンである事は隠しました。
いうべきか?隠すか?悩みましたが隠す事を決断しました。
私は一人娘なんで私一人で、この現実を抱え込むには、あまりにも過酷ではありましたが私に出来る事をしてあげられたらという思いでいました。
父は兄弟が三人の次男でしたが兄は東京に弟は、近くに居ましたが皆さんに伝えて父を最後まで一緒にみてもらうようにお願いしました。
手術をして1ヶ月後に自宅に一時退の許可が出ました。
父は抗がん剤の投与も受けていましたが、その副作用はあまり無くて良かったです。
自宅に戻ったら私はずっと付き添いは出来ないから食事は病院の宅配お弁当を頼みました。
あまり食欲もないようでしたが食べれるだけ食べていました。
自宅に戻り2ヶ月経ってずっと寝ている事が多かったのではないでしょうか?再入院の日がやってきました。
いよいよ最後の戦いになるかな?と覚悟した再入院でした。
段々と起きている時間が少なくなり、夜中に病院ら呼び出される事が出てきました。
私は夜中に病院に行き、また朝に帰りと二人目の子供を妊娠している中で辛かったですが父の為に頑張って看病しました。
そんな状態が1週間以上続いた6月のある日、私は病院で、つわりの中看病していたのでベッドに寝たり起きたりとしていましたが、父は私に見守られながら66才という、ちょっと早すぎる人生に幕を閉じました。
父は最後まで私に見守られ幸せだったかな?余命をキチンと話すべきだったかな?と色々考えはしましたがお疲れ様でしたという気持ちでした。
一人でも孫を見せてあげられたから良かったかな?と親孝行らしいことはしていないですが思いました。
今、父が生きていたら82才ですが色々話がしたいなーと思う時があります。
ヤッパリ親は子供にとって強い存在です。
いつまでも、いつまでも側にいて欲しいものです。
癌はこわい病気です。早く見つけて早期治療したら助かります。
亡くなり15年経ちましたが今も私の心の中には父がいます。
これからも、どうか見守っていてほしいと思います。親孝行は出来なかったけど。
癌はこわい病気です。早く見つけて早期治療したら助かります。
病院で早めの検査をしてほしいです。